眼科
先月末に受けた人間ドックの結果が戻ってきました。眼底写真で黄斑上膜を指摘されていたので,検査を受けるために近所の眼科に行ってきました。人間ドックの結果を持参したのですが,眼科では,あらためて詳しい検査が行われました。視力検査も,メガネをつくるときのような入念なものでした。人間ドックでも視力検査は受けているので,もう少し簡単なものですむのではないかと思いながら,検査を受けていました。写真も,もう一度撮られました。結局,右目の網膜に膜はあるものの,視力の低下や文字のゆがみはなく,見え方に影響していないので,今のところ問題はないとのことでした。白内障も緑内障もないということで,ひとまず安心しました。気のせいか右目がかすむような感じがあったのですが,どうもメガネの汚れだったようです。
眼科の対応は,全体として丁寧な印象でした。マイナ保険証の利用も,クレジットカードでの支払いもスマホででき,スマホ一つで用が済んだことも好印象でした。ただ,一つ一つの検査が何のために必要なのかについては,説明をしてほしかったところです。もちろん,今回の検査はすべて必要だったのかもしれません。人間ドックの検査とは目的や詳しさが違い,あらためて確認しなければならないこともあったのでしょう。しかし,検査を受ける側には,その違いはわかりません。とりわけ,妙に長く感じられた視力検査には,「ここまで詳しく調べる必要があるのだろうか」という疑問を覚えました。
私のほうから,検査の目的を質問すればよかったのかもしれません。ただ,実際には,あれよあれよという間に検査が進んでいったという感じでした。対応が不親切だったということではなく,何を確認するための検査なのかをよく理解しないまま,次々と検査を受けていくことに,少し疑問を感じたということです。詳しく調べてもらい,問題がないとわかったことはありがたいのですが,説明があれば,もっと納得して受けられたと思います。
健康保険があるとはいえ,自己負担もあります。お金がないときには,「この検査は今回は省いてほしい」と患者の側から言えるようであってほしいと思いました。もちろん,省くことでどのようなリスクがあるのかは,説明してもらう必要があります。そのうえで,必要性と費用を考えながら,どこまで検査を受けるのかを選べることも,大切ではないでしょうか。
今のところ,有り難いことに,検査代を心配しなければならない状況ではありません。しかし,老後に手元不如意になったときには,言われるままにすべての検査を受けるわけにはいかなくなるかもしれません。そのときには,検査のメニューも選ばせてほしいと思います。目についてはひとまず安心しましたが,検査の説明や選択についても,少し考えさせられた今回の受診でした。

