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2025年9月17日 (水)

世界陸上4日目

 昨日の世界陸上の4日目は村竹ラシッドか見事に110mハードルの決勝に進出しました。惜しくも5位でしたが,メダルまであと一歩でした。この勝負も夢を見させてくれました。男子400mは中島佑気ジョゼフが,なんと着順で決勝に進出しました。走りは予選の方が良かったですが,とくに競り勝って順位で決勝進出はびっくりです。途中まで少し離されていたのでもうダメだろうと思っていましたが,見事な追い上げでした。400mというと34年前の高野進選手のことを思い出します。あの時の日本人選手の決勝進出は奇跡でした。それ以来の決勝進出ですが,400メートルはそれだけ日本人にとって遠い種目のです。村竹選手にしても中島選手にしても見事なファイナリストです。外国人の父と日本人の母を持つハーフ(これは現在では差別語か?)の選手には,それなりの苦労もあったと思いますが,とにかく結果が出て良かったです。
 1500m女子はキピエゴン(Kipyegon)が強かったです。田中希実さんが,この種目で勝負するのは,かなり大変なような気がします。もし決勝で自己ベストと同タイム(35919)を出していても11位です。それでも,決勝に出れていたら,それで十分ともいえそうですが,彼女にはもう一段高いステップに上ってほしいので,やはり最低のノルマは決勝で入賞ということにしたいです。とりあえず5000mで期待したいところです。キピエゴンは5000メートルにも出場するようです。
 男子800mの落合晃選手は,世界選手権に出場するだけでも大変な種目です。予選敗退となりましたが,まだ19歳と若いので良い経験になったと思います。とにかくアジア人で世界と戦える中距離選手というのは三浦龍司選手以外はいないので,頑張ってください。跳躍系では,走り高跳びで韓国の選手が頑張って,銀メダルをとりましたね。これは見事です。

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