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2025年9月22日 (月)

やっぱりお好み焼き

 ようやく秋が来たという感じです。1日中,冷房をつけずに過ごすことができ,電気代の節約ができてよかったです。このまま本格的な秋に突入してほしいものです。世界陸上も終わり,ちょっとした空虚感があります。ここ最近はいくつか重要な原稿を抱えていて,朝から晩まで頭を回転させていますが,夕方になるとさすがに疲れます。その意味で,世界陸上はちょうどよい息抜きになっていました。
 ところで先日,おそらく40年以上ぶりくらいにもんじゃ焼きを食べました。おそらく学生時代に東京で一度口にしたことがあるだけで,そのときは「一体どこがおいしいのだろう」と思った覚えがあり,それ以来まったく食べていませんでした。やはり関西人にとってはお好み焼きでなければならず,いまでも,定期的に食べたくなります。しかし,もんじゃ焼きについては,もう一度食べたいという気分になったことはありませんでした。
 もっとも,学生時代の記憶はあやふやですし,半世紀近くも経てば味の感じ方も変わるかもしず,あるいは,もんじゃ焼きそのものも進化している(?)のではないか。そんな思いからというわけではありませんが,たまたま先日「清十郎」という店に入る機会がありました。注文したのは「清十郎もんじゃ」です。別にまずいわけではありませんが,「もう一度食べたい」と思うほどでもなかったですね。その店ではお好み焼きと焼きそばも頼み,こちらは大いに満足しました。
 どうして,関東の人々はもんじゃ焼きを好み,関西ではお好み焼きに根強い人気があるのでしょうか。ChatGPTに尋ねると,お好み焼きは「一枚の料理」としてしっかり形を整え,切り分けて食べるスタイルであり,いわば完成品を共有する文化を映し出しているのに対して,もんじゃ焼きは「作りながら食べる」料理であり,小さなヘラで焦げた部分をつまみながら,仲間内でだらだらと時間を過ごすことに重きが置かれており,食そのものよりも,むしろ「一緒に鉄板を囲んで過ごすプロセス」が楽しみの中心なのだという返事でした。ということで,お好み焼きともんじゃ焼きは目的が違うということなのですかね。
 いずれにせよ,私は,おそらく今後,自分からすすんで,もんじゃ焼きを食べることはないような気がします。

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