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2025年6月26日 (木)

交流戦が終わって

 阪神タイガースは交流戦の最初の2カードは良かったのですが,まさかの7連敗をし,最終的には810敗で終わりました。ただ驚いたことに,セ・リーグの首位は維持し,2位と3.5ゲーム差でとどまりました。交流戦は上位6チームはすべてパ・リーグで,阪神はセ・リーグでも2位です。ということで,当面のライバルであったDeNAや巨人はもっと負けていたのです。実力のパというのは,最近はあまり聞かなくなっていたような気がしますが,今回はパのチームは強いと思いました。とくに投手陣の安定ぶりは見事でした。
 阪神は首位ではありますが,どことなく負けがこんだので,勢いは下がっているような感じで,ここから立て直していかなければなりません。7連敗というのは監督の責任という気もしますが,ほとんどはじめて対戦するチームばかりなので,やむを得ないところかもしれません。投手陣が安定しているので,なかなか大きな連敗をしないように思っていたのですが,石井の離脱,桐敷と湯浅がちょっと調子を落とし,森下の不調も重なってしまいました。それに気になるのは大山です。ときどき打っていますが,これだったら前川を1塁につかったほうがよいかなと思います。投手出身の監督は守備がよい選手が好きなのでしょうが,レフト前川は心配ですが,ファーストならなんとかなるでしょう。もちろんファースト大山の守備は抜群に良いのですが,やはり彼には打撃を期待したいので,現時点ではホームランも少ないですし,打率も高くありません。
 投手陣は,先日,伊藤将が好投し,ネルソンも徐々に力を出してきて,また2軍では髙橋遥人も好投しました。ローテーション投手である村上,才木,伊原,デュプランティエは安定感があり,大竹もまずまずです。ということで,安定した先発カードが5枚ある
ので,門別や富田をオープナー(opener)的に使いながらやっていき,伊藤将,高橋が加わり,石井が戻り,打撃陣がもう少し復活すれば,まずまずやっていけるのではないでしょうか。

 

 

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