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2025年1月 3日 (金)

駅伝

 元旦のニューイヤー駅伝は,西脇工業から大学に進学せずに旭化成に入った長嶋幸宝選手が,見事に1区で区間賞をとり,チームの優勝に貢献しました。昨年はルーキーで1区に抜擢されましたが,転倒して力を発揮できませんでした(それでも区間13位)。今年は,福岡国際マラソンの覇者の吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)やオリンピアンの三浦龍司選手(SUBARU)に競り勝ちました。長嶋といえば,やはり1区です。高校駅伝でも1区を独走した走りは印象的です。彼くらいの選手なら,もちろん多くの大学から声がかかったでしょうし,箱駅駅伝も走りたかったのではないかと思いますが,それを捨てて実業団入りしました。
 その箱根駅伝は,今年も青山学院が優勝して連覇しました。中央大学の独走で始まりましたが,終わってみれば,3強(青山,駒澤,國學院)の上位独占でした。ただ,3冠をめざした國學院は,最後は3位に入ったのはさすがですが,勝負どころはなかったですね。中央大学,早稲田大学は存在感を発揮しましたが,総合力では3強と差があった感じです。
 往路優勝の青山学院は第6区の山下りで勝負を決めましたが,7区で駒澤大学の佐藤圭汰の猛烈な追い込みで「ピクニックラン」とは行きませんでした。すべて2位で無冠に終わった駒澤ですが,4年生は一人しか走っておらず,箱根の復路は優勝で,往路の1年生の活躍も含め,来年は大エースの佐藤を軸に三冠を狙える位置にいると思います。

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