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2024年11月 1日 (金)

ドラフト

 今年もプロ野球選手のドラフト(新人選手選択会議)がありました。指名された選手,指名漏れの選手などの悲喜こもごもの物語が今年もありました。今年は,あの清原和博の長男がドラフトで指名されるかが注目されていました。彼は,中学・高校の6年間野球をやっておらず,大学に入ってから野球を再開したようです(逮捕された父へのわだかまりもあったのでしょう)。ただ4年間の実績でプロになれるほど甘い世界ではないということで,結局,指名はありませんでした。1塁のポジションは,守備に不安があるがパワーがあってホームランを打てる外国人選手や日本人選手のポジションであり,どのチームも1塁を新人から補充しようとは考えていません(もちろん,清原ジュニアを他のポジションで鍛えるということもあるのですが)。
 阪神タイガースは,2位で報徳学園の今朝丸裕喜投手を指名しました。地元で応援している報徳学園の選手が阪神タイガースに入ってくれるのは嬉しいです。今朝丸投手は甲子園ではここ一番というところで必ずしも良い結果を出すことができなかったので,プロでは,そのもっている素材と精神面をしっかり磨いて活躍してほしいです。
 ところで,いまから40年以上前の話ですが,日田林工卒の源五郎丸投手が阪神にドラフト1位で指名されました。私はこの投手のことをよく覚えています。背番号は17で,きれいなフォームで投げる選手でした。専門家の評判も高く,将来豊かな選手でした。ところが,結局,彼は1軍の登板はありませんでした。キャンプでケガをしてしまい,それが治らなかったのです。Wikipedia情報ですが,阪神球団が無理に有料の紅白戦に登板させたことが原因と言われています。今朝丸投手は,変わった苗字で「丸」という字が入っているという点で共通性があるのですが,球団は源五郎丸のときのような失敗をしないよう,大切に育ててほしいものです。藤川監督だから大丈夫だとは思いますが……。

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