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2024年11月26日 (火)

日曜スポーツ

 少し遅れましたが,大相撲九州場所が終わりました。これでいよいよ冬が来るなという気持ちになります。今場所は,期待の大の里は9勝どまりでした。押し相撲相手に土俵際でもろさがあったり,勝ち急いで逆転されたりしたという印象がありますが,これは昇進場所であることなどから稽古不足であったことが原因ではないかと思います。実力はナンバー1ですから,来場所は期待できるでしょう。優勝は他の2大関が千秋楽の1敗対決をし,琴櫻が勝ち,念願の初優勝です。来場所は綱取りとなります。負けた豊昇龍も13勝での準優勝ですので,来場所は14勝以上で優勝すれば横綱という声がかかるかもしれません。相撲内容的には,豊昇龍は,大の里戦でもそうであったように,強引な投げによる逆転が目につき,あまり強さは感じませんでした。しかし,初日から気合が入っていて動きがよく,本気を出した豊昇龍は手強いということがよくわかりました。琴桜は,お父さんの琴の若と同様,なんとなく勝ち味が遅い感じもしますが,恵まれた身体があるので,来場所は横綱をゲットする可能性はかなりあるでしょう(協会も,引退が近い照ノ富士に代わる横綱がほしいでしょうし)。好調が伝えられていた霧島は序盤の5連敗で調子に乗れず6勝止まりでした。大関復帰への道は険しそうです。若元春は小結で10勝しましたので,来場所は関脇で大勝ちすると,次の場所が大関取りになるかもしれません。さらに弟の若隆景が久しぶりに上位に戻って10勝しました。来場所は小結昇進でしょう。兄弟そろって大関への道を目指してほしいです。少し安定性がないものの,実力はある阿炎と隆の勝も,今場所はともに11勝をあげており,来場所も上位陣にとって脅威となりそうです。熱海富士はやや伸び悩みで8勝どまりでした。下位ですが,豪の山は10勝,優勝経験のある尊富士も10勝で,来番所は上位に上がってきて,わかせてくれることでしょう。十両では伯桜鵬が10勝で,再入幕はほぼ確実です。彼もかつての輝きを見せられるか。部屋を失った白鵬(宮城野)も期待していることでしょう。
 日曜のスポーとしては,もう一つ,高校駅伝の近畿大会がありました。兵庫県大会で2位になった須磨学園は全国大会の出場権がなくなったと思っていたのですが,今年から地区大会で勝てば出場できることになったようです(以前は記念大会だけでした)。近畿大会では,兵庫県大会と同じく,西脇工業と須磨学園のワーツーフィニッシュでしたが,西脇工業は兵庫県大会で優勝して,すでに全国大会への出場権を得ているので,須磨学園が近畿大会の代表として出場できることになりました。両校には兵庫県代表として,外国人留学生のいる他の有力高校(仙台育英,世羅,倉敷など)に負けずに,優勝をめざしてしのぎを削ってほしいです。

 

 

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