「来る来る詐欺」とAIとの向き合い方
9月になりました。明日から幼稚園,小中高は,新学期でしょう。夏休みの最後は,天気に振り回されて,宿題の完成に専念できたでしょうか。 今回の台風について,飲食店では「来る来る詐欺」と呼ばれているようです。台風が来るとの予報のせいで,次々と予約がキャンセルされ,私のよく行く飲食店のインスタグラムでも困惑する様子が見受けられました。昨日は,そんな店に行って,感謝されました。
先週の火曜日に台風が関西に直撃すると予想されていましたが,結局,台風どころか,大雨さえも降りませんでした。九州にいったん上陸した台風が,なぜか関東に大雨をもたらせています。これだけ予報が外れると,先手を打つ対応が難しくなりますね。入学試験も影響を受けています(このため,オンラインが中心であるべきであるという,私のいつもの主張となります)。
天候予測にはAIが活用されていると思いますが,台風に関してはデータが十分でないのかもしれません。台風の進路予測には多くの変数が関与しており,それらのデータがまだ十分でないために予測精度が上がらないのでしょう。AIに頼りすぎるのではなく,あくまでも参考資料として,様々な可能性に備えることが,AIとの正しい向き合い方なのかもしれません。これは台風に限ったことではないでしょう。
ところで9月に入ってからの阪神タイガースの反攻は可能でしょうか。ドーム球場を本拠地としないチームは,雨天中止の試合が多く,残り試合数が増えていく傾向にあります。しかし,阪神には甲子園だけでなく,京セラドームでのホーム試合もあるため,雨の影響をある程度緩和できています。シーズン終了の日は決まっているため,最近ではほとんど見られないダブルヘッダーが行われる可能性も考えられます。投手陣に余裕のあるチームが有利となるでしょう。阪神の逆転優勝へのわずかな期待は,ここにあります。
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