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2024年9月19日 (木)

巨人にマジックはでたものの……

 兵庫県知事に関する話題が,連日全国のトップニュースとなっています。不信任決議が全会一致で可決されるという異常事態が発生しました(反対する議員が一人くらいいてもおかしくないのですが)。知事は辞職せず,議会の解散に進みそうです。兵庫県民としては,知事がどうかという問題よりも,このような県政の混乱が連日全国に報道されることが恥ずかしいと感じています。なんとか早急に事態を収束させてほしいものです(県民らも,苦情の電話をかけて県庁職員を困らせるのはやめてもらいたいですね)。
 このようななか,明るい話題は,阪神が残り9試合になっても優勝の可能性が残っていることです。10日ほどまえに阪神の逆転優勝の可能性について少し検討しましたが,その時点では,残り16試合で,巨人と11敗,広島に21敗,DeNA43敗,中日に1勝,ヤクルトに21敗で,106敗くらいでは行けそうだが,結局,巨人に2連勝しなければ(したがって115敗で行かなければ)難しいと書いていました。その後,阪神は7試合進行して,広島に2勝,DeNA 11敗,中日に1勝,ヤクルトに2勝でトータル61敗と順調に勝っていき,残りは巨人と2つ,広島と1つ,DeNA5つ,ヤクルトと1つ試合が残っているという状況になりました。現在,7058敗で,事前の予想では巨人に2つ勝ったうえでの7562敗で優勝の可能性があるかと思っていました。しかし巨人もなかなか強くて,現時点で7155敗で引き分けは阪神より1つ多い状況です。昨日マジック9が出て,今日もDeNAに勝ってマジック8になりました。ただマジックはあまり関係ありません。たしかに阪神が巨人に2連勝を含む全勝をしても7958敗で,巨人が残りの10試合を阪神戦以外すべて勝てば7957敗で,勝率で阪神を上回ります。しかし,巨人が1試合でも阪神以外のチームに負けると,阪神が負けないかぎり,阪神にマジックが点灯します。巨人は阪神以外のチームにすべて勝ちきれるでしょうか。マツダスタジアムでの対広島戦が3つ残っており,そこで広島がどれだけ頑張ってくれるかがポイントとなりそうです。
 もちろん,阪神は9連勝するつもりでいかなければなりません。今後の対戦相手は,20日と21日に横浜でDeNA戦,22日と23日は甲子園で巨人戦,27日はマツダで広島戦,28日は神宮でヤクルト戦,29日と30日に甲子園でDeNA戦,103日に横浜でDeNA戦です。先発は,20日は西勇輝で,21日は青柳のようです。ここでベテラン2人が崩れれば,優勝は消えてしまうでしょう。さらに22日からの巨人戦での連勝は優勝のための絶対条件です。エースの才木と高橋で勝ちに行きます。27日の広島戦は大竹でしょう。28日はBeasley(ビーズリー),29日は村上,30日は才木,103日は高橋でいくでしょう。大混戦のセ・リーグも,いよいよ最後の直線勝負という感じになってきました。

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