日曜スポーツ(一日遅れ)
8月11日,阪神タイガースの高橋遥人が京セラドームの広島戦に先発して3年ぶりの勝利をあげました。待望の左腕の復活です。昨年からの戦力アップがほとんどない今期ですが,高橋の復活こそが戦力アップであると私は言ってきましたが,自力優勝が消えるかもしれない,首位広島との連敗後の第3戦に,見事な投球で復活してくれました。開幕投手の青柳は不調,昨年のMVPの村上も調子が上がらず,才木と大竹を中心にビーズリー,西勇輝らでなんとか回してきた先発陣ですが,これから高橋が10日に1日でも,残り5戦くらいをしっかり投げてくれれば大きな貢献になるでしょう。江夏ほどでないにせよ,井川クラスの阪神史上屈指の左腕投手は,ガラスの左腕でもあり,怪我をさせないように慎重に登板させてもらいたいです。今期の優勝は,広島がどれだけ転んでくれるかにもよりますが,少なくてもクライマックスシリーズには出れるでしょうから,高橋はそこで活躍してもらえればよいような気がします。
夏の高校野球は,兵庫県代表の報徳学園がまさかの初戦敗退です。選抜準優勝でしたが,兵庫県予選でも社戦はほとんど負けていたような試合で,盤石ではありませんでした。豊富な投手陣があっても,結局は今朝丸に投げさせるしかなく,彼が意外に勝負弱いところが心配でした。島根県の大社が初戦の相手になったとき,多くの報徳ファンは,大社には悪いですが,普通にやれば勝てると思ったはずです。しかし,そんなに甘いものではありませんでした。好投手にあたると,こういうことがあるということですね。大番狂わせと言われていますが,報徳学園のもろさが出てしまった感じです。しかし兵庫県代表としてのこの試合は,県民としては残念です。
« アメリカ大使欠席問題について思う | トップページ | 官僚たちの夏 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- 柔道と誤審(2024.08.26)
- 日曜スポーツ(一日遅れ)(2024.08.12)
- オリンピックと国籍(2024.08.09)
- 日曜スポーツ(2024.07.29)
- 交流戦が(ほぼ)終わる(2024.06.16)