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2024年5月 2日 (木)

阪神タイガースの序盤総括

 阪神タイガースの序盤戦を総括しましょう。15勝9敗4引き分けで,貯金が6つ。気がづけばセ・リーグで貯金があるのは阪神だけです。自慢の投手陣が大量失点をしたりして,出だしは不安定でしたが,その後の得点能力が極端に低いときも,投手順が復調して踏ん張ってくれて,それほど大きな借金もせずに乗り切ることができました。その後,ようやくペースをつかんで,最近では連勝が続いています。昨年から思うのは,このチームは敗戦をあまりひきずらないところがいいです。投手陣は昨年とほぼ同様ですが,ゲラ(Guerra)の補強が大きく(彼はPanama 出身で,Guerraは,スペイン語やイタリア語では「戦争」という意味ですね),これに岡留や門別などが戦力に加わりました。門別は,明日の巨人戦で,待望の今季初先発です。開幕カードと同じで,本来は青柳の順番であるはずですし,雨天で登板が延びている西勇輝が投げてもよいのですが,青柳は不調で二軍で,門別の抜擢となりました。相手は巨人の開幕投手の戸郷であり,敵地で門別がどこまでやってくれるか楽しみです。

 打線はパッとしません。好調な選手は代打の前川か糸原くらいですが,監督はなかなかレギュラーに定着させませんね。レフトは,ノイジー(Neuse)が,打撃に波があるものの,守備が安定しているので岡田監督好みなのでしょう。前川の守備力の向上は期待できないので,打撃でよほどのアピールができなければ,先発定着は難しいかもしれません。サードは,サトテルが打たない,守れないということで,外してもよいのでしょうが,糸原が1試合だけサトテルの代わりにスタメンに入って活躍したにもかかわらず,すぐにサトテルに戻しています。このあたりの辛抱(しすぎ)がファンからすると不満なのですが,でもよく考えるとシーズン全体でみると,サトテルはそれなりの成績を残しているのです。期待が大きいからファンはすぐにサトテルたたきをしますが,監督は冷静にみているのでしょう。我慢して使い続けることによって本人のモチベーションを維持させ,大事なシーズン後半に活躍してトータルで貢献してくれればよいということでしょう。

 各チームについて対戦が2周りして,だいたい今年の力量はみえてきました。開幕当初は中日が走りましたが失速しました(中田はよい選手ですが,ピークは過ぎていて,彼に4番を任さなければならないようではしんどいでしょう) 。巨人も自力がありますが,昨年のようにはいかないとはいえ,それほど強敵という印象はありません。一番強そうなのはヤクルトです。開幕は出遅れていますが,両外国人が安定していますし,村上も実績があります。先日の3連戦も阪神は連勝を止められ,さらに3戦目は神風が吹いたラッキーな逆転勝利をしただけで,内容的にはおされていたと思います。岡田監督以外に優勝経験のあるのは高津監督だけであり,阪神が最も警戒しなければならないチームでしょう。

 

 

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