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2024年4月25日 (木)

名人戦第2局

 藤井聡太名人(八冠)に豊島将之九段が挑戦する名人戦の第2局が,23日から24日にかけて行われました。藤井名人が勝って2連勝です。最終盤では,豊島九段に評価値がふれたときもあったのですが,先手である豊島九段が千日手回避のために指した手が緩手で,藤井名人の逆転勝利でした。もっとも,この将棋も,前半は藤井名人が優勢で,そこから豊島九段が持ち直したということで,決して藤井名人が圧勝したという感じはしません。しかし,最後の最後で緩手が出てしまうのは,体力勝負の名人戦において,藤井名人の若さには勝てないというところもあるのでしょうか(とはいえ,豊島九段のミスは,難解な詰み手順にかかわるもので,やむを得ないところもあります)。
 ところで,第2局の大詰めのときに地震が起きました。対局場は千葉の成田山新勝寺で,茨城県北部の震源地と近く,かなり揺れたようですが,藤井名人はまったく動じずに集中して手を読んでいたそうです。この集中力が藤井名人の最大の武器なのかもしれません。外野のことを気にせず,盤面に集中できる才能はうらやましいです。こういう人は,どんなところでも実力を100%近く発揮できるのでしょう。でも,うらやましいと同時に,あまりに人間離れしていて,自分とは違う人が頑張っているなという感想しかもてませんね。同じように人間離れしているようにみえるけれど,信頼していた身近な人に大金を奪われてしまう大谷選手のほうが,ちょっと人間らしくして親近感をもてるかも,なんて思ってしまいます。

 

 

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