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2024年3月30日 (土)

水町勇一郎『労働法』

 水町勇一郎さんから『労働法(第10版)』(有斐閣)をお送りいただきました。いつもどうもありがとうございます。『詳解労働法』と合わせて,順調に改定作業を続けて,日本の労働法学習を引っ張ってくれていると思います。来週からLSの講義が始まりますが,教科書としては『ケースブック労働法(第8版)』(弘文堂)しか指定しておらず,基本書の選択は各人の判断にまかせています。学生から相談を受けたら,菅野和夫『労働法』(弘文堂)を推奨しています(もうすぐ改訂版が出るようですね)が,学生は水町『労働法』を選択している人が多いのではないかと推察されます。ソクラティックメソッドの授業なので,学生にいろいろ事前に質問を出して,準備させていますが,妙にしっかりした答えであれば,土田道夫『労働法概説』か,水町『労働法』を使っているのかなと推測しています。授業では,アドリブで「変化球」を投げることもあるので,それに対応するためには,基本書をおさえたうえで,どこまで自分の頭で応用を効かせられるかが大切です。優秀な学生は,しっかりした基本書にそれほど「洗脳」されないのですが,レベルが高い基本書は「洗脳」力が強いので要注意(?)です。
 今回の第10版では,「フリーランスに関する法」やLGBTなどが新たな項目として追加されています。労働法の変化の流れを示すものといえるでしょう。

 

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