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2023年12月25日 (月)

新NISAと労働法

 今年もあと1週間で終わりです。振り返ると,今年も海外へは行きませんでした。もう4年近く行っていません。国際的な会合に出かけるということもなくなりました(たいていの会合は,オンラインでできるのです)。飛行機に乗ること自体,今年は2往復しかなく,JALANAのマイルもほとんどなくなりました。阪神タイガースの日本一のご褒美がハワイということで,とても羨ましいです。
 実は,コロナの間にパスポートの有効期間が切れ,更新をし忘れていたので,パスポートがないという状況に約40年ぶりに陥っていますが,そろそろパスポートを新規に作成し,海外旅行に備えたいと思います(パスポートは,車の免許証がない私にとって,かつては本人証明としても重要でしたが,マイナンバーカードが出てきて,本人証明はこれでできるようになりました)。とはいえ,現在の円安では,ちょっと行く気になれません。せめて1ドル130円,1ユーロ140円くらいにはなってほしいですが,来年中に実現するでしょうか。
 もう少し円が強くなれば外貨預金をして,海外旅行用の貯蓄もしたいところです。もちろん,老後資金を貯めなければならず,新NISAも始まるので,できれば海外旅行用の資金も,これで調達したいところですが,非課税枠を使い切るほどに投資できる余裕はありません。これから長期にわたって投資ができる若い人が羨ましいです。若い人が投資の世界に入ってきて,日本企業の株を買ってくれるようになると,日本の経済にも朗報といえるかもしれません。ただ,投資はリスクがあるので,とくに若い人には,前にも書いたように,「お金の教育」が必要でしょう。投資は,社会勉強であり(政治や経済の動きに敏感である必要があります),また人生そのものであります(損をしたり,得をしたりしながら多くのことを学んでいきます)。
 そういう私も投資のことに,それほど詳しいわけではありませんが,それでも限られた資金のなかで,生き延びていくためには,投資に頼るしかありません。ただ投資は,お金を増やす目的だけでやるべきものではないと思っています(そもそも,うまくお金が増える保証はありませんし)。ESGという言葉をつけるかどうかに関係なく,本来は,社会課題の解決に貢献しようとしている企業に対して,その事業に必要な資金を提供するものなのです。そういう企業が社会に役立つことをして収益を上げ,それが従業員の賃金や株主の配当などに還元されて,お金がまわっていくというのが理想です。
 逆に,大企業であっても,社会課題の解決という目的を忘れてしまったところには,投資をしないよう注意をすることが必要です。不正が明るみでた企業の株価は急落し,その影響で配当金も下がることが多いです。良い企業を選別する目をもった投資家が増えてくると,市場メカニズムを通して企業を規律することができます。労働問題についても,上場企業にはこのメカニズムが機能しえます。投資家としての市民の目で,企業が従業員にブラックなことをしないように監視することができるからです。こうみると,投資家を拡大すると予想される新NISAは,労働法のあり方にも影響を及ぼすかもしれません。

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