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2023年9月12日 (火)

王座戦第2局

 阪神の西勇輝が,巨人を完封しました。2時間弱の完勝でした。これで9月に入って9連勝ということで,いままで9月になると失速する阪神に慣れていたので,この変わりようは驚きです。野球は投手が大切ということがよくわかります。村上,大竹,伊藤の3人の先発陣が続けて10勝に到達し,そして今シーズンは不調であった西勇輝も今日で7勝まで来ました。広島が負けたので,マジック3です。これで「アレ」はもう大丈夫でしょう。あさって巨人相手に甲子園で胴上げとなると,阪神ファンにはたまりませんが,実現するでしょうか。
 王座戦第2局は,挑戦者で後手番の藤井聡太竜王・名人(七冠)が,永瀬拓矢王座に勝ちました。これで11敗です。途中の評価値は永瀬王座が優勢でしたが,1手の緩手で形勢が逆転し,藤井玉は入玉に成功して,あとは手数はかかりましたが,永瀬王座に逆転の目はありませんでした。214手まで粘ったのは執念ですね。
 順位戦は,B1組の進行が速く,5局終わったところで,羽生善治九段が4勝1敗でトップにいます。A級復帰に向けて好発進ですね。佐藤康光九段も連敗スタートでしたが,連勝で盛り返してきました。木村一基九段は,B1組に復帰しましたが4連敗で苦しいスタートとなりました。そのほかでは,C1組の伊藤匠七段が敗れて2敗となりました。順位1位ですが,苦しくなりました。竜王戦に挑戦を決めていますし,他棋戦でも勝ちまくっていて,NHK杯でも糸谷哲郎八段に快勝したばかりでしたが,順位戦で勝ち星を集められないのは,名人への道が遠くなることを意味するので,棋士としてはつらいところでしょう。竜王戦に向けて調子を上げてもらいたいです。

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