Buon Compleanno
今日からLSの授業が始まりました。夏休みは終わりですが,日中は真夏のような暑さです。前期からの続きですので,いきなりがっつりと人事異動に関する判例を扱いました。東亜ペイント事件の最高裁判決って,やっぱり時代遅れだよなという感じで授業をやりましたが,実際40年近く前の判決だったのですね。労働法の勉強を始めたころは,出たばかりの判決だったわけで,自分がそれだけ年をとってしまったということですし,そして社会はあのころから大きく変わったということでしょう。
労基則5条1項の労働条件明示義務の対象に,来年4月から,就業の場所や従事する業務の変更の範囲も含まれることになります。こうした規則改正が,配転法理にどう影響を及ぼすのか明確ではありませんが,企業からの情報提供を強化することは,労働者の納得度を高めることにつながりうるので,肯定的に受けとめることができるでしょう。さらに有期労働契約についての明示事項も追加されており,これらも企業からの情報提供の重要性にかんがみれば,方向性としては妥当と思われます。
話はまったく変わり,Happy Birthday の歌の作曲者などはいるのだろうかと思い,ChatGPTにたずねたところ,作詞者や作曲者は特定されていました。最初は,「Good morning to all」という歌詞だったそうです。ご存知でない人は,ぜひ確認してくださいね。
イタリア語でも「Tanti auguri」で始まり,同じメロディーです。三宮のイタリアンレストラン「Elefante」(旧「R.Valentino」で有名)では,誕生日には,店員が集まって,盛大にこの歌を歌ってくれます(「R.Valentino」の時代から同じです)。その他の国でも,メロディは同じで,スペイン語では,「Cumpleaños feliz 」で始まり,ドイツ語では,「Zum Geburtstag viel Glück」で始まります。アジアの国でも,同じメロディーですかね。いずれにせよ,世界中の9月25日生まれの人たちに,「Buon Compleanno」。