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2023年8月 8日 (火)

藤井聡太八冠への道

 藤井聡太竜王・名人(七冠)は,王座戦の挑戦者決定トーナメントの決勝で,豊島将之九段に勝ち,王座戦の挑戦を決めました。ついにここまで来ましたね。残された最後のタイトルへの挑戦が決まりました。王座戦はこれまで何度も途中で意外な相手に敗れることがあったのですが,今期はもはやどんな敵が来ても確実に勝てる力がついています。たしかにこの決勝戦は,途中で評価値は豊島九段に振れた場面もあったのですが,1分将棋であり,AIであれば勝てたかもしれませんが,人間では無理でした。豊島九段は悔しい敗戦でしょう。若手であれば,決勝まで行ったことで負けても勉強できることがあるという気持ちにもなるでしょうが,豊島九段クラスになると,勝敗こそ重要で,ショックが大きいのではないかと心配になります。
 待ち受ける永瀬拓矢王座は,もちろん藤井八冠誕生への引き立て役になるつもりはないと思っているでしょう。勝負に徹する永瀬将棋こそ,藤井八冠の王道将棋に立ちはだかる可能性はあります。これまでの対戦をみると,藤井八冠の可能性は9割くらいという気もしますが,どうでしょうか。
 もちろん,七冠のなかの王位戦はまだ終わっていません。なんとなく世間は王位戦防衛は確実という雰囲気ですが,すでに3連敗している佐々木大地七段が,ここから4連勝して王位を奪取する可能性はほぼないといえますが,それでも何があるかわかりません。
 王位戦の第4局は815日からです(2日制)。王座戦の第1局は,831日です。なお永瀬王座は,竜王戦での挑戦者になる可能性があります。いま伊藤匠七段との挑戦者決定3番勝負を戦っていて,初戦は負けましたが,挑戦の可能性は残っています。もし永瀬王座が竜王戦の挑戦権をつかむと,王座戦とあわせて,12番勝負となる可能性はあります(現在,藤井竜王・名人は,佐々木七段との12番勝負の途中です)。

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