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2023年7月12日 (水)

人間ドック

  今年の人間ドックの結果は,速報数値ですが,主要なデータは昨年とほぼ同じということでした。この年齢になると悪化しなければ良しというところでしょう。腹囲とBMIの数字から,またあの煩わしい(無意味な)特定保健指導を受けろという圧力がかかると思うと憂鬱ですが,30分だけ辛抱しましょう。
  規則正しい生活をしていて(最近はますます早寝早起きになってきています),コロナ以降,少し運動量が少なくなっているものの,テレビ体操は欠かさずやっていますし,気が向けば自衛隊体操もしていますし,飲酒はそこそこしているので,肝臓の数値は良くなりませんが,それでも悪くもなっておらず,中性脂肪も正常値であり,自分としては満足です。少し寂しいのは,身長がミリ単位ですが,少しずつ縮んでいることであり,これは老化だから仕方ないですね。
 検査で私にはあまり意味がないのが,聴力検査です。音が鳴ったかどうかは完全にわかるのですが,でも聴力に問題がないとは言えません。人の言葉を聞き取る能力が低下してきていて,聞き直すことが増えている気がします。リモートの授業や会議では音がよく聞こえるようにボリューム調整ができるので問題はないのですが,対面のときは少し困ります。もともと若いときから音が重なったりしたら,よく聞き取れない傾向があったので,今後,対面が増えていくと心配です。こういう点は,聴力検査では測定できないですね。
 視力検査も昨年と同じ結果でしたが,自分自身では,紙の本を読むことが辛くなってきていることははっきり自覚していて,以前のような速読はできなくなっています。もともと乱視があり,それに近視と老眼がミックスされ,文字は不鮮明なまま読んでいる感じです。PCやタブレットでなら拡大して読めるのですが,長いものをさっさと読むということはできなくなってきています。本や論文を読むというのは,私たちの仕事の最も基本的な部分なので,ここはなんとかデジタル技術の力を借りながら,能力低下をカバーできたらなと思っています(audibleの質の向上に期待したいですね……)。
 いずれにせよ,聴力も視力も,いま検査できていない部分を,まずはきちんとデータで可視化できるようになればよいなと思います。というか,私の行っている人間ドックは,問診表からして手書きで面倒ですし,デジタルとか言う前に昭和のアナログの香りが強いです(ロケーションは最高で,設備もきれいで,ハードは現代的ですが)。20年近く同じところに行っています(昼食券が楽しみなのです)が,来年は,もう少しデジタル対応しているところがないか探して,乗り換えを検討しようかなと思っています。

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