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2023年6月 8日 (木)

棋聖戦

 棋聖戦5番勝負の第1局は,Vietnam Da Nang(ダナン)で行われて,藤井聡太棋聖(竜王・名人,七冠)が,挑戦者の佐々木大地七段に勝ちました。棋聖戦は1日制なので,わざわざダナンまで行ってご苦労様という感じです。少しは観光はできたのでしょうかね。有名なリゾート地で,前から私も行ってみたいと思っていたところなので,楽しんでこれたらいいですね。
 対局が過密の藤井棋聖ですが,すでにタイトル戦は,その数だけでもすでにトップクラスであり,慣れたものでしょう。Abemaで対局風景をみていると,どこでやっているのかわからない感じですが,現地では大盤解説などのイベントをやっているでしょうから,こういうのは日本文化の普及に意味があるのでしょうね(むこうの人は日本式の将棋を知っているのか,わかりませんが)。対局会場は,三日月グループのホテルで,私はこのホテルグループのことはよく知りませんが,日本の企業ということで,対局者はやりやすかったかもしれませんね。
 将棋の内容は,現代風で玉を守らない攻め合いでしたが,評価値をみると,藤井棋聖の快勝だったようです。渡辺明九段との名人戦や菅井竜也八段との叡王戦が激戦であったのに比べると,やや物足りないところがありました。ただ,佐々木七段にとっては,初タイトル戦の第1局が海外というのは,ちょっと気の毒な気もしました。日本に帰ってからの巻き返しを期待したいです。
 女流の棋戦は,里見香奈さんが伊藤沙恵女流四段に勝って,女流王位を防衛して五冠を維持し,一方,西山朋佳女流三冠は,甲斐智美女流五段に3連勝で女王を防衛しました。相変わらずこの二人が勝ちまくっています。この間,西山さんは男性棋士にも勝っています。里見さんも含め,二人とも男性棋士に勝っても全然不思議ではなく,相手次第では,男性棋士のほうが勝てないだろうという場合も増えてきています。この二人は,来月,里見さんのもつ清麗のタイトル戦で激突します。女流トップの火花を散らしたライバル物語は,まだ当分は続くでしょう。

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