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2023年5月 6日 (土)

阪神タイガース

 4月はまずますの成績で終えました。印象的なのは,岡田監督の選手起用方法です。打順はほぼ固定されており,これと信用して決めた選手を徹底的に使うという傾向が顕著です。1番近本,2番中野,3番ノイジー,4番大山,5番サトテルは,ほぼ変わりません。サトテルがあれだけブレーキになっていたときも,1試合6番に打順を落としたり,スタメンを外したりする程度で,すぐに元に戻しています。梅野も同じで,全く打てないし,もう一人の捕手の坂本はよく打っていて,投手リードもよいという状況なのに,梅野にこだわっています。周囲からはなぜ坂本を使わないのかという批判が高まっていますが,岡田監督は,捕手はできるだけ一人に固定するということに決めているのでしょう。だから投手との相性も考えて,ときどき坂本を使うものの,第1捕手は梅野ということを,かたくなに変えないのだと思います。例外は8番の遊撃手です。元々小幡か木浪かというところで,開幕先発は小幡でしたが,少し調子を落としたところで木浪に替えると大活躍でレギュラーを奪いました。8番ショートは,いまは木浪で固定です。ここは初めから第1遊撃手は小幡と木浪を競争させるつもりであったので,当初の方針とあまり変わっていません。木浪が奮起して大活躍しているので,競争させたことが見事に功を奏したといえます。6番ライトが競争枠であるという点も特徴的です。普通は6番は調子の良い人が打てばよいように思えるので,たとえば木浪を6番で打たせることを考えそうなものです。しかし木浪は8番で,6番(ライト)はあくまで自由競争枠なのです。森下,井上,小野寺あたりが競争していますが,外国人のミエセス(Mieses)が参入することにより,日本人ははじかれてしまいそうですね。島田も板山もよく使ってもらいましたが,結果が出ていません。岡田監督は,ペナントレース全体をみていて,一番重要な夏以降の時期を乗り切るためには,自分が信用する選手が支えてくれると考えて核に据えているのでしょう。梅野やサトテルはそういう選手なのでしょう。
 投手もワンポイントを使わないなど特徴ある起用法がされています。1イニング以上をしっかり任せられる投手をリリーフに使います。石井は期待に応えていますし,加治屋や及川もいいです。岩貞,岩崎も,まずまず信頼できます。湯浅がいなくても,かなり抑えは信頼できる状況です。先発では,村上という超新星が現れました。移籍の大竹も安定しています。伊藤将も復帰しました。青柳もそのうち調子をあげてくるでしょう。西勇輝はもともとオリックス時代から岡田監督があまり信用していない投手であり,好投する試合もありますが,試合をぶち壊すような投球をすることも多い投手なので,彼をどこで見限るかが注目です。ただ才木や西純也が二軍に落ちたので,西勇輝まで二軍には落とせないことから,今後,どう投手陣をやりくりするのか注目です。JFK時代とは違いますが,6回まで先発がもってくれれば何とかなるという感じにはなってきています。高橋遥人の復帰が待ち遠しいですが,シーズン終盤になりそうですね。

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