« マスクの弊害 | トップページ | マイホームの夢? »

2023年3月30日 (木)

報徳学園

 いつか書いたことがあると思いますが,私は,高校野球と高校駅伝は,長く西宮市に住んでいた関係で,報徳学園をずっと応援してきました。今回の選抜高校野球では,ベスト4に残っています。試合はハイライト版でしかみていませんが,高校野球はテンポがよいので,明日の試合は観戦してみましょうかね。兵庫県では,もう一校,母の母校である社高校も出ていましたが,惜しくも初戦敗退でした。報徳学園は,現在広島カープで活躍している小園選手がいた6年前にベスト4に進出しており,それ以来のベスト4です。明日の相手は大阪桐蔭で強敵ですが,東邦や仙台育英などにしぶとく勝ってきたので,接戦に持ち込めればチャンスがあるかもしれません。秋の近畿大会の決勝では1対0で敗れており,雪辱をしてほしいです。
 報徳学園といえば,1974年に,住谷投手・東投手の継投で,春の選抜で優勝したときのことが印象的ですし,私の同世代の金村選手が投手で4番の大車輪の活躍で夏の大会で優勝したときのことも印象的です。「逆転の報徳」ということは,子供の頃からよく聞いていました。私が生まれる前の1961年の夏の大会での倉敷工戦。延長戦に入り,表に6点取られたのですが,裏に6点をとって追いついて,次の回にサヨナラ勝ちした試合がありました。これ以降,この逆転劇はずっと語り継がれており,しばらくの間は,報徳学園が出場したときには,負けていても逆転があるのではないかという期待がありました。1981年に金村で優勝したときの3回戦も,この期待に応えてくれた試合でした。あの荒木大輔(当時は2年で背番号は11)の早稲田実業が相手で,8回表で4対0となっていました。早稲田の攻めがよく,明らかに劣勢で,さすがに荒木から4点以上をとることは難しく敗色濃厚でした。しかし,8回裏に1点を入れ,最終回。金村のヒットから始まり3点を入れて同点としました。そして12回裏,再び金村の2塁打をきっかけに,サヨナラ勝ちでした。思い出深い試合です。その後,2002年の春にも,報徳学園は優勝しています。さて21年ぶりの優勝となるでしょうか。

« マスクの弊害 | トップページ | マイホームの夢? »

スポーツ」カテゴリの記事