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2022年12月 6日 (火)

PK対策も重要?

 昨日は,試合開始の0時まで起きていることができずに,力尽きて23時半くらいに寝てしまいましたが,2時ぐらいに目が覚めてスマホで確認したら,同点で延長戦に入っていることがわかったので,完全に目が覚めてしまい,そこからテレビで観戦していました。延長の後半ぐらいしかきちんと見ていませんでしたが,良い試合であったように思います。クロアチアもよく攻めていましたが, 日本も隙があれば襲い掛かろうとする姿勢は十分にあって,互角に戦っていたのではないかと思います。勇気づけられた人が多いというのも,よくわかります。日本選手は胸をはって帰ってきてほしいです。
 ただ,PK戦は残念でした。PK戦は運であり,これで負けても仕方がないという言い方がよくされますが,ほんとうにそうなのでしょうか。PKが上手な選手というのもいるわけで,やはりスキルの差がでてくるのではないかと思います(元ガンバの遠藤保仁のコロコロやRomaTottiの”cucchiaio”などは名人芸です)。加えてゴールキーパー(GK)のスキルも重要でしょう。私の誤解かもしれませんが,PK戦が始まるまでの間,GKの権田に,何か策が与えられたという感じはありませんでした。試合前から十分に準備していたのかもしれませんが(誰が蹴ってくるか分からないとはいえ,代表選手の過去のPKを分析することはできたでしょう)。また日本チームのキッカーは立候補制だったそうですが,これも事前に準備しておくべきなのではないでしょうかね。PKに堂安が残っていれば違っていたかもと考えると,交替させずに残しておく手もあったかもしれません。ただこれは結果論でしょうね。
 現在のサッカーは情報戦なので,GKなら,相手選手の得意なコースなどの情報を得ていると,かなり守りやすいはずです。1990年のワールドカップの準決勝で,イタリアとアルゼンチンの試合はPK戦になりましたが,当時NapoliでプレーしていたMaradonaが,イタリア選手の特徴をよく知っていたので,GKに教えていたという話を聞いたことがあります(真偽は不明です)。もしそうなら,これも情報戦の一つですよね。
 同点に終わって満足するのではなく,その先のPK戦まで見越して,作戦を練っておくことも必要でしょう。そういえば,同じイタリアが,アメリカ大会の決勝で,ブラジル相手にやはりPK戦になって,Baresiがいきなり外し,Roberto Baggioまで外して,優勝を逃したことがありました。PKは,あれだけの超一流選手にもプレッシャーがかかるものなのでしょう。だからこそ,そこをうまく克服できれば,日本にもチャンスが出てくるかもしれません。そのイタリアが2006年に優勝したときの決勝戦も,フランスとのPK戦でした。あのZidane Materazziへの頭突きによるレッドカードという後味の悪い試合でも有名ですが,当時すでに世界的なGKであったBuffonがしっかり守っていました。
 森保監督も,今回の敗戦後に,PKの精度の向上を課題にあげたそうですが,チームとして戦略的に,PK技術の向上と相手方選手のPKの分析をすることも,ベスト8以上に進出するうえで必要かもしれません。ここではデジタル技術の出番です。AIに予想をさせて,GKの動きの癖やキッカーの癖を,それぞれキッカーやGKに伝えることは,ルール違反ではないですよね(将来的にはわかりませんが)。
 決勝トーナメントでは実力が拮抗するなか120分で決着が付けられないことも多いので,PKに強くなることは上に行くために必要だなと思いました。PKは運だ,というだけでは進歩しないような気がしますが,これは素人考えでしょうか。

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