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2022年10月 7日 (金)

ミサイルと海の環境被害

 北朝鮮がミサイルを撃ち続けていますが,陸地や船舶・飛行機などに落ちてきて人的被害が出ないかとても心配で,ほんとうにやめてもらいたいです。もしJアラートが鳴ったらどうしましょうかね。どこに逃げたらいいのか,よくわかりません。あんなミサイルが落ち来たら,家の中にいても意味がありませんよね。各自治体はあちこちに巨大なシェルターをつくる必要があるのかもしれませんね。
 人的被害がでなければよかったというものでもありません。ミサイルが海に落ちたあと,どうなるのでしょうか。海はゴミ箱ではないのであり,落とした以上,拾ってもらいたいものです。それに有毒な物質が含まれている可能性が高いでしょう。
 人的被害が一番の懸念事項ではありますが,環境問題という観点からも,ミサイルを撃つこと,さらには軍事演習で海にミサイルを落とすことについて,もっと批判的な目を向ける必要があると思っています。どうしても演習でデータを得ることが必要というのであれば,デジタルツインの活用などもできるのではないでしょうか。
 「海は広いな大きな」ということで,有害物質を流し込んだり,いろんなものを投棄したりしても大丈夫と考えがちです。原発の汚染水の海洋放出なども,政府は健康に被害がないといいます。たしかに,少々のことならそうなのかもしれませんが,世界中でそういう小さなことが積み重ねられると,長い年月を経て海の生態系に影響し,ひいては人間の健康にも影響がでるのではないかと気になるところです。
 日本には水俣病などの悲惨な過去があります。あそこまでひどい有害物質(有機水銀)が放出されることは,今日ではないと信じたいですが,それでも不安はあります。動物性のたんぱく源は,歴史的にも長い間,陸上の動物の肉ではなく,魚に頼ってきた日本人にとって,海や川のきれいさにはこだわるという感覚が,DNA的にあるはずだと思うのです。
 北朝鮮の暴挙は論外ですが,軍事演習でも人的被害や物的被害がないだけで安心せず,要するに,「お魚さん」に被害がでないようにしてもらいたいものです。そういうことを言うと,どれだけの被害があるかの科学的データを出し,軍事演習の効果と照らして判断すべきというような議論になるのかもしれませんが,環境被害の数値化はできるのでしょうか。国土を守るためだから,環境は二の次というのにはやや抵抗があります。甘い議論なのかもしれませんが。

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