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2022年9月15日 (木)

村上55号

 糸井選手の引退は,現在の阪神の外野陣からして,彼が入る余地はない感じでしたので,やむを得ないところでしょうか。元阪神の福留も能見も引退ということで,寂しい感じもしますが,昨年の鳥谷も含めて,やっぱり阪神が戦力外としたことは仕方がなかったのかなという気がします。
 そのようななか,いま眩いばかりに輝いているのが,ヤクルトの村上宗隆選手ですね。ホームラン55本は,狭い神宮球場が本拠地とはいえ,それに関係ない感じがします。甲子園で3連発を打たれたときは衝撃的でした。村上一人で同点,逆転と試合を決めてしまい,ひょっとしたらヤクルトに追いつけるかもしないという阪神ファンのかすかな期待も吹っ飛ばされました。それと比べて,ほぼ同世代のサトテルのダメダメぶりにはトホホです。でも村上は高卒5年目でプロ経験は,大卒2年目のサトテルより長いので,サトテルには来期以降の活躍に期待したいです。
 55本というのは,長年,王貞治のとてつもない日本記録であり,特別な数字でした。その後,外国人がこの記録に並び,数年前にあっさりと(空気を読めない?)バレンティンが追い越してしまいましたが,それまでは,不滅の大記録でした。30本打てばホームラン打者,40本打てば歴史に残るホームラン打者と呼べると思いますが,50本台となるとほんのわずかしかおらず,レジェンドです。村上も間違いなくレジェンド入りです。
 もっとも,報道では,「日本選手最多タイ」という言い方をしていて,これってどうかなという気もしました。日本のプロ野球では最高はバレンティンの60本なのです。日本選手だけで比べても意味がありません(「日本人選手」という言い方をしていないのは,王さんの国籍が日本ではないからですかね)。いずれにせよ,外国人の記録を別扱いしている間は,日本のプロ野球もダメでしょう。村上は61本打って,堂々と国内歴代最高記録をつくってほしいです。残り15試合ですからチャンスはあります。ペナントレースの行方よりも,村上が何本打つかに,ヤクルトファン以外からも関心が集まっていることでしょう。
 王さんは,現役22年で868本ホームランを打っています。引退した年も30本打っていますね。驚異的です。1年あたりの平均が約39.5本です。村上選手は,5年目で現在159本です。今年はもう少し増えるでしょうが,ここまででいうと1年の平均が31.8本です。王さんの記録のすごさがわかります。国籍に関係なく,(当時の世界新記録の756号を打ったときに)国民栄誉賞第1号になったのは納得ですね。阪神ファンとしては,何度も痛い目にあわされた,憎き巨人の4番でしたが。

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