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2022年8月 3日 (水)

期末試験にデジタルを

 81日は,LSの期末試験でした。授業はリモートでしたが,期末試験は対面型ということで,今学期はじめて学生と対面となりました。とはいえ,学生も私もマスクをしているので,対面といっても,半分くらいという感じです。
 それにしても,いつも思うのですが,90分の試験中,学生はずっと集中しており,それはすごいと思いました。私にはとてもまねができません。法曹になるためには,こういうことができなければダメなのですよね。
 それに手書きです。手書きであれだけの字数書くのは,私には無理です。そもそも最近では自分の名前を書くのも,上手に書けなくて情けなく思っています。
 でも法曹も,いまはみんなパソコンをつかって文章を書いているのでしょうから,試験もキーボードで入力ということにしてよいのではないでしょうか。採点者も読みやすいですしね。大学がパソコンを貸与して,そこに答案を書いてもらって,メールで提出あるいはGoogle Classroom で提出というようなことにすればどうでしょうか。もちろんカンニングの危険はあるのですが,インターネットサイトにアクセスしたことがわかれば一発で退学というような厳罰を科しておけばよいのです。大学教員は,こういう厳罰を科す勇気がないので,不正の予防に力を入れるのですが,そのコストは大きいように思います。ほとんどのLS学生は不正などしないのですから,最低限の予防はして,あとは厳罰というほうが,試験をやるほうも受けるほうもハッピーです。抜き打ちで利用したパソコンのチェックをするということにすればよいのです。これは,(いまはどうか知りませんが)イタリアではバス乗車の際は事前に切符を買うことになっていて,実際に切符をもっているかのチェックはないのです(運転手の仕事は運転するだけ)が,あるとき突然,監視員が乗り込んできて,切符を持っていなければ多額の罰金を払わせるということになっているので,ほとんどの人は正規の切符(あるいは定期券のようなもの)をもっているというのと同じ発想です。試験の時期になると,いつも同じようなことを書いていますが,なかなか世の中は変わりません。
 今日はGEILという学生団体から講演を頼まれて,オンラインで60分話をし,30分は質疑応答でした。これからの労働というようなテーマでの依頼です。事前に質問を出すように頼んだら,よく勉強した良い質問が出てきました。講演のなかでは,学生たちに,思わずデジタル化が進まない社会の硬直性を愚痴ってしまいました。まだ大学1年生の将来有望な彼ら,彼女らに改革を託したい気持ちです。

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