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2022年5月19日 (木)

ローカル鉄道

  関西ローカルな話です。
 516日の日本経済新聞の春秋で,「先月,JR西日本が公表した採算性の低い30の区間には同線の谷川―西脇市の約17キロメートルが含まれ,地元では存続を危ぶむ声が強まっている」という記事が出ていました。私は母方の実家は社町(やしろちょう)駅が最寄りで,父方の実家の最寄りは加古川駅だったので,幼いときは,加古川から加古川線に乗って北上して社町駅まで行ったことが何度かありました。西脇市駅までは行ったことがなく,さらに谷川駅となると未知の地なのですが,利用客が少ないのでしょうね。加古川線は,いまはどうか知りませんが,阪急電車に慣れていた者にとっては,1本ごとの間隔が長く,電車もちょっと古くさくて,乗客も少なく,田舎に来たという実感を味わうことができました。社町駅に行くのには,西宮に住んでいた私は西宮北口から阪急に乗り,新開地で神戸電鉄(「しんゆう」と呼ばれていた)に乗り換えて,終点の粟生(あお)まで行き,そこで加古川線に乗り換えるという方法もあり,そちらのほうが,時間が少し短縮され,母にもこのルートで連れられていくことが多かったと記憶しています。そのうち中国自動車道を使って,バスによって,祖母の家の近くの滝野社インターチェンジの停留所まで行くことができるようになり,神戸電鉄やJR加古川線を利用することもなくなりました。
 神戸電鉄の途中では,鵯越(ひよどりごえ)という小さくて壊れそうな駅があり(いまはどうか知りません),これが大河ドラマでも話題になっている義経の「鵯越の逆落とし」の「鵯越」なのですが,そのほかにも三木(別所長治の三木城があったところ)や小野(東京オリンピックの陸上女子1500メートルで8位入賞という快挙をとげた田中希実選手の出身地)といったところを通っていきます。三木を過ぎ,小野まで来ると,もう少しで粟生ということで,おばあちゃんの家に近づいてきたという気持ちでウキウキした気分になったことを覚えています。
 神戸電鉄は大丈夫でしょうが,JRのローカル線は,採算という点では厳しいものがあるのでしょう。一度時間があれば,加古川駅から北上して,まだ行ったことがない社町駅より北の駅まで行ってみたいです。西脇は駅伝で有名な西脇工業があるところですしね。兵庫県民であっても,県は広大であり,南のほうは東から姫路までは知っていますが,北となると城之崎や豊岡や香住・浜坂のような最北以外はほとんど行ったことがありません。労働委員会の事件でも,名前もあまり聞いたことがないし,どこにあるかもよくわからない自治体の事件などもあって,もっと兵庫県のことを詳しく知らなければならないと思っています。

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