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2022年3月12日 (土)

嘉納英樹「Japanese Labor & Employment Law and Practice」

  弁護士の嘉納英樹さんから,「Japanese Labor & Employment Law and Practice5th Edition)」(第一法規)と加藤新太郎・嘉納英樹『弁護士が知っておきたい企業人事労務のリアル』(第一法規)をお送りいただきました。どうもありがとうございました。面識はありませんが,前者の第5版のはしがきに私の書籍に「感銘を受けた」と書いてくださっていて,びっくりしました。
 前者の本は,まさに日本の労働法や実務を英語で丁寧に解説したもので,こういう本があれば助かると思っている人は数多くいるでしょう。日本の労働法の全体像を英語で発表したものには,菅野和夫『労働法』(弘文堂)をKanowitz教授がまるごと翻訳した「Japanese Employment and Labor Law」や荒木尚志さんがご自身で執筆された「Labor and employment law in Japan」(2002年,日本労働研究機構)がありますが,少し内容が古くなりました。その意味で,嘉納さんのご著書は,実務家だけでなく,外国に労働法のことを発信しようとする研究者にとっても,きわめて役に立つものといえるでしょう。版を重ねられているのは,この本を活用している人が多いことを示していますね。もう少し早くこの本のことを知っていれば,苦労しなくてよかったのにと思うこともありますが,これからもおそらく活用させてもらうことが度々あるでしょう。後者の本は,クライアントべったりという弁護士とはひと味違うところが随所に出ていて,共感するところも多く,コメントしたいところがたくさんあるので,これは後日改めて書きたいと思います。

 

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