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2022年2月17日 (木)

加古川市

 兵庫県加古川市は父の出身地でもあり,私にとって,生まれの神戸市,育った西宮市に続き,県内ではゆかりのある市です。将棋でも,加古川市は有名で,加古川の名を冠した加古川青流戦という若手棋士だけが出場できる棋戦があります。加古川市在住の井上慶太九段は,A級棋士の菅井竜也八段など弟子に恵まれていることもあり,加古川はプロも注目する日本屈指の将棋のまちになっています。数年前に一度,地元の代表的な百貨店ヤマトヤシキ(かつてはヤマトヤシキといえば姫路のものが有名でした)にある将棋プラザに行ってきました。とくにイベントがなかったせいでしょうか,そのときは誰もおらず寂しい感じでした。このあたりが加古川の限界かと思ってしまいました……。
 そんな加古川市ですが,岡田康裕市長のインタビュー記事が,日本経済新聞の216日の朝刊で採り上げられていました。スペイン発の市民参加型の政策決定ツール「デシディム(Decidim)」を2020年に導入したことが語られていました。デジタル時代の民主主義のあり方として注目されるものです。加古川市は,令和3年のスマートシティ関連事業(経済産業省)でも,兵庫県では,播磨科学公演都市と並んで,自治体としては唯一選定されています。現市長はデジタル化に熱心なようですね。ということで,加古川市は,なかなかやるなと思って注目していて,神戸市から離れたくはないのですが,定年後は加古川市に住むのも悪くないなという気もしてきました。隣の稲美町も,女子中学駅伝の全国優勝で名がとどろいているだけでなく,農産物も豊かで(トマトなど),住むのには悪くありません。加古川駅は新快速も止まりますしね。
 将棋の話に戻ると,加古川市出身の久保利明八段も頑張っています。王位戦リーグに入っており,初戦は羽生善治九段に勝って幸先の良いスタートとなりました。順位戦(B級1組)は苦戦していますが,なんとか残留してほしいです。


 

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