『エコノリーガル・スタディーズのすすめ』の英語版
私は編者の一人ではありますが名ばかりで,実質的には,柳川隆先生と高橋裕先生が骨折りをされた『エコノリーガル・スタディーズのすすめ―社会を見通す法学と経済学の複眼思考』(有斐閣)は,中国語版に続いて,Springerから英語版が出ました。英語で出版するに足りる高い水準の教科書です(私も何かヒントを得たいと思うとき,この本を繙くことが少なくないです)。日本において,法学と経済学の共働の研究や教育がどのような水準でなされているかは,英語で発信しなければわかってもらえないでしょう。もともとは日本人向けに書かれた教科書を,そのまま翻訳して海外に発信するというのは,実に興味深い企画であると思います(翻訳は,私自身は勇上さんにほとんど任せてしまったので楽をさせてもらいましたが,全般的に,大変な作業であったと思います)。海外の方は,日本の教育レベルの高さを知って驚くのではないでしょうか。
拙著『誰のためのテレワーク』(明石書店)が,神戸大学の広報誌「風」のVol.18で紹介されました。「神大人の本」というコーナーです。私がインタビューに答えた記事が掲載されています。テレワークよりも広い話題になっています。私があまり売り込まないせいか,私の本が神戸大学のサイトで採り上げられることはあまりなかったのですが,今回は広報の方が気づいてくださったようです。
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