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2021年12月12日 (日)

私の著作

 ビジネスガイドで連載中の「キーワードからみた労働法」の最新号は,「デジタル変革と労働組合活動」という「キーワード」で執筆しています。労働組合の様々な活動がオンラインを利用したものになるときに出てきそうな法的問題をいくつかピックアップして解説しています。テレワークがもっと定着すると,労働組合の活動もネットを活用したものになるでしょうし,ICTの発達(とくに5Gの普及)はリモートでの団体交渉に現実味を与えることになるでしょう。ネット上での言論による経営者批判などがどこまで許されるか,使用者側がリモートでの団体交渉を拒否したり,逆にリモートでの団体交渉でしか応じないとしたりした場合に,不当労働行為となるかといった論点を扱っています。
 来年も,新しい法律・判例に着目する一方,伝統的な論点にも新たな視点で論じるべきものなどは積極的にキーワードとして取り上げて,解説できればと思っています。
 ところで,来年1月には,最新重要判例200労働法の第7版が出ます。新しい判例・裁判例,あるいは少し前の判例・裁判例だけれど,重要性が高まっていると判断したものを採り上げています。解説で参照したものも含め,令和以降の判例・裁判例が少しずつ出てきています。当然のこととはいえ,判例に終わりはありませんね。
 最新重要判例は改訂作業にすぎないのですが,全面的に見直すので,作業としては毎回かなり多いです。また日頃から判例の情報を収集して分析しておかなければなりません。以前は,新しい判例をまとめて検討する機会として,判例六法の編集協力者としての作業があったのですが,いまはやっていないので,神戸労働法研究会や研究者コースの大学院の授業が重要な機会となっています。  

 

 

 

 

 

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