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2021年10月23日 (土)

竜王戦第2局

 竜王戦第2局は,藤井聡太三冠の快勝でしたね。この強さは驚きです。もう誰も止まられないという感じです。順位戦も,B1組で,郷田真隆九段に勝って61敗です。2番手であった千田翔太七段が稲葉陽八段に負けたので,トップの佐々木勇気七段(6連勝。今回は空け番)に次ぐ2番手に浮上しました(昇級は2人)。残り5局で,佐々木七段,千田七段との対局は残っていますが,佐々木七段とともに1期でB1組抜けの可能性が高まってきましたね。
 王将戦の挑戦者決定リーグは,羽生善治九段が31敗と先行していますが,藤井三冠はまだ2戦しかしておらず(2勝),今後どうなるかわかりません。竜王戦で戦っている豊島将之竜王や永瀬拓矢王座との対局も残っているし,羽生九段との直接対決も残っています。羽生九段とのプレーオフのようなことになれば盛り上がるでしょうね。

 話は変わって,セリーグのペナントレースは,昨日,ヤクルトの試合が雨天中止となったため,前にやった計算はやり直しになりました。今日はヤクルトが負けて,阪神が引き分け。ヤクルトのマジック3は減りませんでした。しかし今日で巨人はクライマックスシリーズ出場が決まり,広島はその希望が絶たれました。これにより両チームは,残りが消化試合となります。ヤクルトは残り4試合のうち,巨人が1試合,広島が2試合です(残りはDNA)。阪神は残り2試合のうち広島が1試合です。阪神が連勝しても,ヤクルトが31敗でいけばヤクルトの優勝です。対戦相手の状況からは,ヤクルト優勝が濃厚となったような気がします。今日はヤクルトはデイゲームで大敗したので意気消沈していたでしょうが,阪神が引き分けたのでほっとしたことでしょう。
 ただ明日24日阪神が広島に勝って,ヤクルトが巨人に負けると面白くなります。そうなると,ヤクルトはマジック3ですが,残り3試合で一つでも負けて,阪神が最終試合の中日戦に勝てば逆転優勝となるからです。ひょっとすると26日に阪神優勝ということもないわけではありません。阪神は近本が離脱したのは痛いですが代打で出場することはできそうです。最後にサトテルの大砲で決めるというのを見たいですね。明日は新人の伊藤が10勝目をかけての登板。相手も現在12勝で最多勝がかかっている久里(阪神の青柳が13勝でトップ)。熱戦を期待したいですね。

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