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2021年8月25日 (水)

プレジデント・オンラインに登場

 プレジデント・オンラインに,記事がアップされました(「転勤も残業も嫌がらない」それしか取り柄のない会社員ではこれから確実に仕事を失う ギグワーカーを下に見る人ほど危険 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) )。私にとっては,何度やっても,難しい媒体ですが,今回はどこか懐かしい内容の記事を書いたような気分です。例によってネットに特有のタイトルですが,これは私も了承済みです。コンセプトは2年前の『会社員が消える』(文春新書)で書いたものとほぼ同じです。実は当初は編集者からギグワークでの依頼があり,1本別の原稿を書き上げていました。ギグワークの未来は明るくない,というコンセプトで書いたのですが,その原稿について,編集者と話しているなかで,これは本当は会社員自身の問題なのだけれどね,ということを言うと,結局,そっちのほうが面白いということになって,大幅に内容を修正して今回の原稿になりました。私としては,もう古いテーマかなと思っていたのですが,どうもそうではないということなので,時計の針を少し戻したようなつもりで書いてみました。ちなみに元の原稿では,カリフォルニア州のProposition 21(個人事業主の要件を厳格にして実質的にライドシェアサービスのドライバーの労働者性を広く認める法律を,部分的に廃止する法案)が可決されたことを書いていたのですが,ちょうど数日前に,これを違憲とする判決が出たようなので,このネタで書かなくてよかったです。
 このほか,月報司法書士という雑誌には,「私たちの働き方はどう変わるのかー仕事の未来と課題」という論説が掲載されました。こちらはデジタル経済と仕事の未来というようなテーマでの執筆依頼でしたので,それに沿ったものを書いてみました(結果として,プレジデントに書いたものとも重なっています)。これも,よく書いているテーマではあるのですが,司法書士の方を意識して書いてみました(4年前に弁護士の方に向けて「自由と正義」でも似たようなコンセプトの原稿を書いています)。ぜひ,これからの労働のことを考えるための材料にしてもらえればと思います。より詳しくは,前に紹介した労働経済判例速報の論説,また上記の『会社員が消える』,あるいは『誰のためのテレワーク』(明石書店)などの小著を参考にしてください。

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