音楽

2016年11月12日 (土)

極上のモーツァルト

 1週間ほど前に飲みたくもない薬を飲んで必死に咳を抑えて,「極上のモーツァルト」という演奏会(大阪のザ・シンフォニーホール)に行ってきました。それにしても,人の努力をあざ笑うかのように,結構,遠慮なく咳をしている人がいて,腹立たしく思いました。でもこれは外国でもあることですね。他人に迷惑をかけないことによる自己満足ということにしておきましょう(それにしても,脳の中枢神経に左右すると言われた咳の薬は実によく効きましたが,ぼーっとした状態がしばらく続き,仕事には支障がありました。これからはコンサートがあっても咳対策はマスクだけにしようか,と思ってしまいましたが,やはりそういう心がけではいけませんね)。
 演奏会は,辻井伸行さんがメインかと思っていると,実はそうではありませんでした(パンフレットも辻井さんの名前が一番大きいのですが)。メインは,ヨーロッパ室内管弦楽団で,辻井さんは,そのなかの「ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537<戴冠式>」のカデンツァとして,ところどころで独奏するときだけの演奏でした。
 前半だけの登場だったので,前半終わりの休憩前に,アンコールに応えて,リストの「ラ・カンパネッラ」を弾いてくれました。辻井さんの生カンパネッラは,これで3回目かと思いますが,とてもよかったです(隣に座っていた年輩のご夫婦は後半も登場すると思っているような会話をしていたので,教えてあげたかったのですが)。
 コンサートでは,このほか,前半は昨年オペラでみた「コジ・ファン・トゥッテ」の「K.588序曲」,後半は「ディベルティメント ヘ長調 K.138」,「交響曲第41番ハ長調K.551<ジュピター>」でした。
 チケットはなかなか取れませんが,近いうちにまた辻井さんの演奏を聴きたいですね。CDではよく聴いていますけれど。

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2016年7月19日 (火)

尾崎豊の息子

 連休中にテレビの歌番組を見ていたら,尾崎豊の息子の尾崎裕哉が出ていて,「I love you」を歌っていました。おそらく聴いた人がみな衝撃を受けたのではないでしょうか。声も雰囲気も尾崎豊そっくりだったのです。あの尾崎豊が蘇ったのではないか,という感じです。
 尾崎豊の曲は,「I love you」は少し違いますが,メッセージ系の曲が多く,そういうときの尾崎の声は,僕にはちょっとヒステレリックで,病的な感じに聞こえてきて,あまり好きにはなれないところがありました。でも息子の尾崎裕哉は声が父親と同じでも,何ともいえない透明感があるのです。これは,父にはない独自の個性ですね。
 本人の将来のためには,お父さんの曲を歌って,というリクエストには,あまり応えないほうがいいかもしれないですね。父を超える歌手になってほしいです。
 安部譲二の『日本怪死人列伝』(以前のブログでも書いたかもしれませんが,凄い本です)で描かれた尾崎豊の最期が悲惨すぎたので(事実かどうかわかりませんが,クスリは怖い),なおさら息子さんには幸福になってほしいです。

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