« 小学生に何を学ばせるべきか | トップページ | 講談社現代ビジネスに登場 »

2018年5月10日 (木)

電機連合NAVIに登場

 電機連合NAVIの66号に,拙稿「改革の時代に,労働組合は何をすべきか-原点に立ち戻り,未来をみる-」が掲載されています。「労働組合の過去,現在,未来」というコンセプトで書いてみました。「働き方改革」との関連での依頼でしたので,それにからめながら,やや辛口のことを書きました。
  「労働組合」と言っていますが,政策に関して論じる際に念頭においているのは,政策形成に強い影響力をもっている連合です。連合の問題点や課題を指摘し,どうすべきかを,私なりに提言しているつもりですが,耳を傾けてもらえるでしょうか。
 労使自治や組合自治と関連づけた労働組合論は,私が好んでしてきたものです。最近では,あまり書く機会がなく(「不当労働行為」は別),今回のエッセイは,3年前に法学教室416号に書いた論文「憲法の沈黙と労働組合像」以来のまとまった書き物です。
 近年,労働組合を法的に研究する研究者は激減しているのですが,何とか若手のなかから,運動論から一歩距離を置いた労働組合論をやる人に出てきて欲しいものです。ただ,そのためには,労働組合のほうも,もっと魅力的になってもらわなければ困ります。
 ビジネスの世界でもイノベーションが言われています。組織は変革をしなければ衰退していきます。労働組合も同じです。労働組合は何のための存在か,新たなテクノロジーの発展の前で,労働者のために何をしなければならないのかを考えていかなければなりません。まず組織ありきではなく,労働者の利益を代表するという使命や機能を基礎とした労働組合の大胆な刷新と再編がなければ,労働組合の未来は暗いものとなるでしょう。 

|

« 小学生に何を学ばせるべきか | トップページ | 講談社現代ビジネスに登場 »

私の著作」カテゴリの記事