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2018年4月22日 (日)

『解雇規制を問い直す』の書評

 今朝の毎日新聞朝刊に,大阪大学の大竹文雄さんの,私たちの『解雇規制を問い直す-金銭解決の制度設計』(有斐閣)の書評が掲載されていました。ご多忙ななか,私たちの本の書評の労をとってくださったことに心より感謝いたします。
 どの新聞や雑誌からも研究者の書評が出なければどうしようと不安になっていたところでしたので,ありがたいことです。さすがに有斐閣の「書斎の窓」では取り上げていただけることになっていますが,それはもう少し先です。
 解雇法制に関して日本で一番詳しい経済学者である大竹さんにいただいたコメントですので,重みは格別です。
 「ルールを透明化することで,今まで泣き寝入りをしてきた多くの労働者,裁判リスクを抱えることを嫌って採用に慎重になっていた企業のどちらにもプラスになる。本書は,日本の解雇規制の歴史,国際比較に加え,解雇に関する経済学的な整理を行った上で,法律の提案がなされている。今後の解雇規制に関する議論は,本書を前提に始めることになるだろう」。
 ほんとうにそうなってくれるでしょうかね。労働法学会からは黙殺される可能性が濃厚ですが,厚生労働省はどうでしょうか。労働政策審議会で議論の俎上に載せてくれるでしょうか。むしろ新しくできた労働政策基本部会あたりで議論をしていただけたらありがたいテーマかもしれませんが。

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