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2017年8月21日 (月)

テレワーク・デイ?

 7月24日はテレワーク・デイだったそうです。政府のHPをみると,次のように書かれていました。
 「2020年の東京競技大会でも,国内外から大勢の観光客が集まり,大会会場周辺で大変な交通混雑となることが予想されるため,ロンドン大会の成功にならい,2017年から2020年までの毎年,開会式に相当する7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけて,テレワーク一斉実施の予行演習を呼び掛けて参ります」。
 内容は,交通機関や道路が混雑する始業から10時半までの間の一斉テレワークということです。2時間くらいのテレワークなのでしょうか。それから通勤でしょうか。もしそうならフレックスタイムに毛の生えたようなものですかね。まあ,これを契機としてテレワークを普及ということのようですが,こんなものがテレワークだと思われては困ります。
 テレワークは定義は広いので,上記のテレワークだって立派なテレワークだし,一斉にやるというのは大きなことかもしれません。
 ただ,私が考えているテレワークは,いわば完全テレワークです。会社には基本的には出勤しない。どうしても必要な場合には,年に数回かは出勤があってよいでしょうが,働くための場所的移動をなくすというのがテレワーク推進派の私にとっての最終目標です。そのためには,働き方,働かせ方を根本的に変えなければなりません。そこまで行かなければ「働き方改革」の名に値しないでしょう。
 現在の勤務態勢のまま,ときどきICTを使ってテレワークができるといった程度では,かえって社内にストレスが溜まる可能性があります。やるならもっと徹底的にすべきでしょう。
 もちろん,いろいろ反対があるでしょうし,政府が音頭をとって,多くの企業に参加してもらおうと思うから,なかなか思い切ったことはできないのでしょうが,どうせイベントとしてやるのなら,せめて全日テレワーク,さらに夏期の1週間はテレワークくらいはやってほしいものです。1日のなかで,出勤しなければならないようなものをテレワークと呼んでもらいたくないですね。
 そもそも民間に呼びかけるキャンペーンというのが,いけません。テレワークは別に民間にしかできないものではありません。まず厚生労働省や総務省から,どんどんテレワークをすればいいのです。とくに総務省の職員は,所管のICTをフル活用して,完全テレワークをすれば,国民の働き方のモデルになるでしょう。やれない理由は山ほどありますが,どうしたらやれるかを考えて自分たちで実践して,そこでノウハウをしっかりつかんで,それから大きなイベントをしてほしいものです。

 と書いたあとに,総務省のHPをみると,「本年7月18日(火)から24日(月)までを『総務省テレワークウィーク』に設定し、職員の積極的な利用を促します。」となっていました。昨年もやっていたようです。1週間だけですね。やはり完全テレワークへの道は険しいということでしょうかね。

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