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2017年7月10日 (月)

東京労働大学

 今年で何年目でしょうか。渡辺章先生から引き継ぎ,東京労働大学の最終回を担当してきました。テーマは労働委員会と不当労働行為です。2時間ではとても話しきれないのですが,ポイントをしぼりこんでやっています。
 そうした限られた時間のなかですが,解釈論のようなことばかりやっても受講者は面白くないでしょうから,今回は労働組合の意義,その憲法的保障の意義,そのようななかでの不当労働行為救済制度の意義など,少し背景的なことも話しました。  
 もちろん,誠実交渉義務については,譲歩の義務がないことを利用して,デッドロック待ち作戦をとるような態度はいけないということを,今年も力を入れて話しました。使用者は,合意達成を模索する前向きの態度をとらなければなりません。これは,義務というよりも,労働委員会の委員としての熱望という感じでもあります。受講生にはもっとさらっと話してもよかったのですが,私の熱い気持ちはどのように伝わったでしょうか。
   この酷暑の時期に東京に行って講義することは,体力的にかなりきついです。受講生からいただいた講義の終了時の拍手はありがたかったですが,もう今年で最後にするかもしれません。やはり東京労働大学は東京の人がやったほうがいいでしょう。出張はできるだけしないというポリシーも貫徹しなければなりません。

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