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2017年7月 3日 (月)

井戸さんが5選

 兵庫県知事選は,サンテレビでは,開票早々に現職の井戸さんの当選確実でした。おめでとうございます。勝谷さんには,もう少し接戦をしてほしかったけれど,30万票差ということでは,どうしようもなかったですね。カツヤマサヒコshow のアシスタントをしていた女子アナの榎木麻衣さんが,お通夜の席のような悲しそうな顔をしていたのが印象的でした。本人の敗戦の弁が,Yahooニュースで出ていて,彼らしくてよかったです(言葉が下品でしたが)が,やはり最大の敗因は髪型を変えて,県民に迎合したような印象を与えたところではなかったでしょうか。政見放送も一回だけ見ましたが,あまり上手ではなかったです。テレビの人ですが,コメンテータとしてはいいけれど,自分が主役で人に訴えかけるという面では,現職の井戸さんとは役者が違いました。
 でも,共産党以外はオール与党の現職に果敢に挑んだ戦いには,ある種の男のロマンも感じました。彼は有名人で一般人とは違うとはいえ,組織の支持のない候補でした。兵庫県への愛を必死に訴えかけていたことは,よくわかったのです。その情熱で64万票を集めたというのは,ある意味ですごいことです。
 今回残念だったのは,投票率が低かったことです。年齢別の投票率の数字はもっていませんが,私の周りでは選挙に無関心な若者が多かったです。若者が戻ってこない県になっている兵庫県に,選挙でも若者が背を向けているような気がしました。ここに兵庫県の深刻な問題があります。井戸さんは,その抜群の安定感をいかして,5期目を自身の県政の総決算として,兵庫県の魅力をいっそう高め,若者が未来を感じる県になるよう,ぜひ取り組んでもらいたいです。71歳は高齢には思えますが,気力もまだ充実しておられるようですから。
 一方,都議会選は,兵庫県の知事選とは違い,盛り上がりました。都民ファーストというわかりやすいネーミングの党が,都民の心をつかみ,小池人気もあって,歴史的大勝を勝ち取りました。でも多くの人が指摘するように,自民党が勝手に転んだという面もあり,これだけ次々と問題が発生して自民党が勝てば,都民は日本中から馬鹿にされていたことでしょう。
 今回のように風が吹いて当選した候補には,いろいろな人が混じっているはずですが,どっちにしても小池チルドレンでいいのです。公明党にせよ共産党にせよ,個々の候補者ではなく,党に投票しているのです。都民ファーストは小池党ですから,都民は小池さんに投票したようなものです。党内で小池さんといろんな議論をすることは必要ですが,最終的に決めた政策は一枚岩で行かなければならないでしょう。小池さんのリーダーシップが見ものです。
 負けたとはいえ,自民党はまだ23議席あります。民進党は,今回の風にも乗れず,さらに議席を減らして5議席となりました。現有が7議席なので,減り方はわずかですが,民進党には未来がないということがはっきりしました。これから数回の選挙で,社民党と同様,この政党も消えていくことでしょう。
 都民ファーストにせよ,以前の大阪維新にしろ,これまでの地方自治におけるアンシャンレジームを打破しようとする強烈な突破力のある人が現れ,改革の波を起こしてきました。やはり,オール与党はあまり健全ではありません。4年後の兵庫県知事選は,どうなっているでしょうか。

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