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2017年6月20日 (火)

インタビュー記事

   「人材ビジネス」という雑誌の370号の「著者に聞く 『AI時代の働き方と法ー2035年の労働法を考える』」に登場しました。フリーのライターからインタビューを受けたものです。拙著をよく読んでくださっていました。この雑誌の存在は知らなかったのですが,人材ビジネス関係者の方にも,ぜひ拙著を読んで,今後のビジネス戦略の参考にしてもらえればと思います。
 もう一つ,「RMS Message」という雑誌の第46号にも登場しました。こちらは,長時間労働に関するインタビューでした。拙著の『労働時間制度改革-ホワイトカラー・エグゼンプションはなぜ必要か』(中央経済社)を読んだ方がインタビュアーでした。
 この二つのインタビューは対照的でした。前者のほうは,私が東京出張のときに,ライターの人に宿泊ホテルの近くに来てもらい,喫茶店でのインタビューとなりました。この方が,インタビュー欄を請け負っていて,質問,写真,原稿とりまとめのすべてを担当していました。原稿はほとんど手に入れるところはなかったので助かりました。
 後者のほうは,神戸大学まで来られました。インタビューをセッティングした仲介(?)会社(出版社?),インタビューをした質問者,それをまとめるライター,カメラマンがすべて異なっている分業体制でした。残念ながら,こちらのほうの原稿は,私がかなり手を入れなければなりませんでした。 
   一般的にいって,法律の話の取材は,ライターが,法律家が語った内容をどこまで理解したうえでまとめてくれるかが,とりわけ重要です。何度も取材を受けたことはありますが,個人的には,ライターを使うなら,最初から私に依頼してくれたほうが,自分で原稿を書いてお渡しできて早いように思っています。それだと先方は私に原稿料を払わなければならないと考えて,躊躇されるのでしょうかね(取材だけなら,無償ですませることができますし,ライターへの支払はそれほど高くないのでしょう)。
   どこのマスコミの取材か忘れましたが,そのときは,事前に質問票をもらい,それに対して詳細なレジュメを用意して答えたため,それがほぼそのままインタビュー記事になっていました。そういうやり方であれば,事後に手直しする手間がはぶけるので,助かります(レジュメ作成のほうが,他人の書いた文章の直しより,はるかに楽です)。それに,話し言葉は,どうしても論理的ではないので(人によりますが),法律の厳密な議論をやるには向いていない気もします。論理的でない会話を,素人のライターが正確に文章にまとめるのは,よほどしっかり勉強していなければ無理ではないしょうかね。

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