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2017年3月27日 (月)

ゼミ生を送り出す

 24日は恒例の謝恩会の日でした。謝恩会は,年々,ゼミ単位で行うという性格を強めており,今年も大内ゼミのテーブルがあり,そこにゼミ生が集まって歓談しました。謝恩会が開かれたポートピアホテルの料理は,年々少しずつレベルが下がってきている気もしますが,それでもまずまずの味でした。今年は,ゼミ担当教師から学位記を授与するということで,ゼミ生一人ひとりに私から学位記を渡すことができました。その後は,ビンゴゲームをし,花束をもらい,写真を撮影するという,いつもどおりの進行でした。
 2次会は,これも恒例の,大学近くの部屋を借りての追い出しコンパでした。昨年までは3年生主催という形でやっていたのですが,今年は3年生は非常に少ないので,追いコンというより,私が主催の送別会のような形になりました。ここでも,みんなとなごやかにワインを飲みながら話をして,楽しい時間を過ごすことができました。
 そして最後に学生から,記念品をもらい,とても感激しました。この瞬間があるから,ゼミは止められないのです。
 と書いたのですが,実は,私は今年で労働法ゼミを終了することにしました。2002年以降,毎年続けてきたのですが,ついに終了です。「惜しまれながら……」かどうかはわかりませんが,何年か前から,3・4年生ゼミは教授の義務ではなくなり,開講するかどうかは教授の選択に任されていました。もちろん授業負担が減れば,他の授業科目を担当しなければならなくなるので,多くの教授は,学生との接点があり,自分の勉強にもなる3・4年生ゼミ生を選択してきました。
 今年度が最後のゼミなるかもしれないということは,学期中から学生に何度か告げていました。理由はいくつかありますが,一つは,私が考えているようなゼミができなくなったという点も大きいです。とくに前期の大事な時期に就活などでゼミ参加がままならなくなることに,私は悩んでいました。ゼミは毎回の議論の積み重ねで,毎回全員出席が原則です。かつては,それが結構守られていたのですが,数年前からなんとなく全回出席という意識が学生のなかから弱まり,就活以外でも簡単に休む学生が増えていました。
  このゼミは4年生が中心で3年生に模範を示すというスタイルでやってきたのですが,これがうまくいかなくなってきていました。そのため,ちょっとしたアクシデントで3年生が激減し,来年の新4年生が少数となることが確実である今年が,潮時だと思いました。
 最終年度の今年は,例年やっていた実務家訪問,ゼミ旅行,BBQなどのイベントはやらなかったのですが,ゼミそのものの内容としてはかなり満足しています。パワーポイントでの報告を義務付けて,学生のプレゼン能力の向上を図ること,4年生に司会をやってもらって,私はコメンテーター的な役割に徹したことにより,いっそう意見が出やすくなったことなども感じていました。ここで止めるのはもったいないですが,いつかまた再開するかもしれません。
 もちろんOB会は残ります。OBだけでも200人近くいるでしょう(そのうち連絡がとれそうなOBは半分以下かもしれませんが)。どの教員も感じることでしょうが,ゼミ生は財産です。2年間,学期中は毎週1回2~3時間議論し続け,その間に教員の影響を少なからず受けながら成長していく学生は,自分の子供のように可愛いところがあります。私の目の黒いうちは,労働法ゼミの卒業生たちが集まって懐かしく語れるような機会を毎年設けていきたいと思います。

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