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2017年2月21日 (火)

五十嵐貴久『リバース』

 どうもシリーズものらしいのですが,よくわからず,amazonのリコメンドにしたがって買ってしまいました。最近は幻冬舎文庫ばかりです。amazonのコンピュータに,幻冬舎文庫好きとインプットされてしまったのでしょうかね。
 この本はホラーサスペンスというジャンルでしょうか。ゆっくりお風呂で半身浴をして,ほどよく汗が出切るくらいのところで読み終えることができました。
 長野から出てきた幸子が,東京で夫が医師をやっているセレブの雨宮家の家政婦をすることになり,そこでの日常の出来事を書いた日記のような手紙を,長野でお世話になった神父に送る,という形で話を展開します。明るく優しい旦那様,綺麗で品のよい奥様,そして美しい双子の娘(梨花と結花)という,絵に描いたような幸福そうな雨宮家でした。しかし,ときが経過すると少しずつ違和感が生まれ,それが徐々に膨らんでいき,最後は恐ろしい結末につながるというものです。
 だいたいこんな筋になるだろうとは思いながらも,それでもやっぱり違うかなと思ったりして,ここがサスペンスとして巧いところなのでしょう。
 ただ実は読み終えたあと,最初はオチを正しく理解しておらず,なぜ「リバース」というタイトルだったのかなと思いながら風呂から上がったのです。そのときはのぼせていて呆けていました。でも,あとでわかりました(それで梨花はどうなったのでしょうかね)。
 リカ(結花?)が大きくなってからのことは,すでに小説になっているみたいなので,今度はお風呂ではなく,暑い夏にプールサイドで読んでみたいですね。  ★★★(一気に読めます) 

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