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2017年2月 8日 (水)

À la sueur de leur front

 Japon infos.comというフランス語で日本の記事を流しているサイトの記者の方からメールで取材があり,それに答えた内容が,「À la sueur de leur front」というタイトルで掲載されています。残念ながら,abonné (購読申込者)に限定なので,普通の方は,さわりの部分しか読むことができません。
 取材のきっかけは,突然来た,フランス人の記者からのメールで,そこに具体的な質問事項が書かれていました。日本語でのやりとりでもよいということでしたが,質問事項はフランス語でしてもらい,日本語で答えるというやり方にしました。そのほうが誤解が生じにくいと思ったからです。記者の問題意識は,電通問題をきっかけとした日本の労働者の過労という状況について,日本の労働時間法制がどのようなものであるかを知りたいということにありました。タイトルの「À la sueur de leur front」は「額に汗して」という意味でしょうが,もちろんポジティブなニュアンスではなく,むしろ這いつくばって土をなめながらでも働けという感じで,あの「鬼十則」をイメージさせる表現だと思います。
 私は法学的な面からの説明をすると同時に,過労は悪いことばかりではなく,仕事を覚えるために必要な面もあるという最近よくやっている説明もしておきました。
 フランス語の媒体への登場は初めてなので,良い思い出になりそうです。

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