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2016年11月21日 (月)

ちょっと多忙で

 11月に入り,かなり忙しくなっており,ブログも久しぶりです。他のところでアウトプットしていると,ブログで書こうというエネルギーが出てこないですね。
 先週は,毎日新聞の取材(そのうち掲載されるでしょう),Yahooの取材,出張,講演,さらにこれからはテレビ収録などもあり,その間に,弘文堂の新作の再校ゲラチェック,季刊労働法の初校ゲラチェックなどが重なってしまっています。腰痛が直る暇もないのですが,ここはがんばりどころです。
 取材が重なったのは,やはり(新)電通事件の影響です。労働時間のことについて関心が高まっていますが,多くの人はどこがポイントかわからなくなっているようです。だからテレビに出ている評論家なる人たちは,結局,「法律を改正すべき」というような無意味な結論でお茶を濁しています。現在の法律の内容がどうであり,そのどこに問題があるということがわかっていないので,コメントも空虚ですね。
 (新)電通事件についてのゼミの学生の反応は,冷静なものでした。ここでは学生たちがどういう反応であったかは書きませんが,大事なのは,感情的な議論に流されていては,この悲しい出来事の教訓が活かされないということです。
 日本の労働者が長時間労働時間に追い込まれているのは,いったいなぜなのか。これはかつて私が,ちくま新書の『雇用がなぜ壊れたのか』(2009年)で論じたテーマの一つでもあります。労働者の論理と企業の論理(生活者の論理)とのバランスはどう取るべきかという問題提起は,現在でもなお十分に有効だと思っています。

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