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2016年8月26日 (金)

休息のすすめ

 たくさん勉強し,たくさん泳ぐ神戸労働法研究会の恒例の合宿が終わり,朝夕は夏の終わりの気配がただよう今日この頃ですが,日中はまだ暑いです。今年は猛暑だという予報が出ていましたが,そのとおりで,こんな暑さのなかで働くのは身体に悪いです。夏の身体へのダメージの影響は秋以降に出てきます。夏は働かないという社会を本気で作る必要があります。だらだら働いても生産性が高まらないというのは,1日や1週単位の話だけではなく,年間単位でもあてはまります。
 神戸大学でも8月15日から17日は夏季休業になっていますが,3日間では少ないです。しかも,その前後にオープンキャンパスなるイベントが夏休みに入っていたりとか,期末試験の実施,採点,大学院によっては入試も8月にやったりしています。一部の私大を除くと,どこの大学でも,似たようなものではないでしょうか。
 国民の健康確保のために8月はできるだけ休むということを,まずは公務員から率先してやってみてはどうでしょうか。
 長時間労働の是正が言われていますが,労働時間は量的な削減だけでなく,労働する時期や時間帯に着目し,深夜の労働を減らす,1日の休息を確保する,週に1度は確実に休む,8月はできるだけ休むといったようなメリハリが大切なのです。総労働時間が短くなっても,深夜労働が多かったり,休日なしの連続労働日が多かったり,8月もそこそこ働いているということではいけません。
 世の中で物事を決めていく偉い人たちは,だいたい真面目で,猛烈に働きます。しかしこういう人たちが上にいるかぎり,国民に真の休息の文化はなかなか根付いていかないのです。たくさん働いている人は,偉いと誉めるのではなく,とても気の毒だと思えるような社会を考えていきましょう。
  私もブログの更新の頻度がめっきり下がってしまいました。夏休みモードです。今年上梓した『勤勉は美徳か?-幸福に働き,生きるヒント』(光文社)は,勤勉さに疑問を提起したもので,まずは私自身が実践しているのです。

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