デジタルトランスフォーメーション

2021年3月 5日 (金)

掲載されたかな?

 共同通信の取材を受けて,デジタル時代の教育という問題についてお話をしたのですが,そのなかのデジタルデバイドのことが,本日の共同通信配信の記事である「デジタル加速,副作用も 効率化の恩恵,所得が左右」というタイトルの記事で取り上げられました。一コメントだけですが,取材のときには1時間ちかくお話をしたと記憶しています(かなり前のことです)。今回の記事は,実際には,どの新聞社が掲載したかわからず,もしかしたら,どこも採用していないこともあるかなと不安に思っています。
 私がみるに,政府は,これまでデジタルデバイドが起きないようにするために,デジタル化に抑制的であったように思えます。そうなると,デジタルデバイドの問題は顕在化しませんが,これは潜在的なリスクを高めていることになります。確かに,政府が何かデジタル化しようとすると,コロナ感染情報のためのアプリにもみられるように,トラブルが起きます。こんな状況だから,デジタル庁をつくるや,デジタル化を進めるなどといっても,たいしたことではないと高をくくっている人もいるでしょう。でも確実にいえるのは,デジタルネイティブの世代は,楽々とデジタル技術をつかいこなすことです。デジタルデバイドとは,世代間格差の問題ともいえます。いつまでも政府がデジタル音痴につきあってくれるとは限らないでしょう。しっかりついていかなければ,社会から取り残されることになりかねません(これは私自身の問題でもあります)。否が応でも世代交代は起きます。デジタルデバイド対策の危険性について,もっとマスメディアは採り上げるべきでしょう。

2021年1月18日 (月)

ビデオはオンかオフか

 平日は少なくとも1日1回はZoomにつなぐという生活がすっかり定着してきました。まさか,ここまでZoomに依存する生活になるとは1年前には想像もできませんでした。授業から教授会,さらに講演までZoomです。博士論文の審査も,教員の選考のための面接もZoomです。もしZoomが使えなくなったらと思うと,ちょっと怖いですね。WebExは,途中でフリーズすることが多いのですが,Zoomはトラブルなしです。昨年ZoomSecurityで問題を起こしたことがあり,役所系はあまり使っていないようですが,Zoomでよいのではないでしょうか。Teamsもときたま先方の指示で使うことがありますが,あまり多くありません。かつてはSkypeをよく使っていましたが,いまでは全く使わなくなりましたね。親戚間の会話などはLINEビデオ通話やFaceTimeです。
 オンラインでの無料会話が定着しているなか,その効果を下げることがあるのが,先方がリアルで集合している現場とつながっている場合です。パソコンの前に座っていてくれたらマイクの集音はよいですが,2人で一画面を共有するような場合,顔は見えにくいし,音がうまくとれないこともよくあります。3人以上となると,もう最悪です。全員がリモートであれば,会議の質は格段に向上します。最近は,リアルで集合している場合でも,あえて別の場所に離れて個々のパソコンからつなげるということもしているようです(パソコンを近づけるとハウリングが起こります)。
 リモート会議の一つの問題は,ビデオをオンにすべきかどうかです。授業中にビデオをオンにするよう求めてよいのか,上司は部下にビデオオンにするよう求めてよいのかです。女性はビデオオフのつもりで化粧をしていなかったら,オンにしろと言われたら困るでしょう。セクハラ上司が女性の部下の自宅をみたいがゆえに,オンにしろというと,典型的なテレワークハラスメントですね(いまは背景を変えることによって防衛できますが)。男性だって髭をそらず髪の毛をボサボサのままであったりしたら,同じようなことになります。私は,前期のLSの授業では,自分はビデオオンで,学生はビデオオフでやりましたが,ちょっとやりにくかったですね。私は学生にもビデオオンにしてもらいたかったのですが,学生が最初から全員ビデオオフだったので,あえて余計なことを言ってはいけないと思い,ビデオオフのままにしました。シラバスにビデオオンにすること,と書いてもよいのでしょうかね。
 会議では,自分が話すときはビデオオンにするというようなルールができつつあるように思います。神戸労働法研究会では,とくにルールはありませんが,みんなビデオオンで参加しています。もっとも,今後はVR会議でアバターを通して参加するというような時代になるので,ビデオオンにこだわる必要はなくなるかもしれませんね。