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2021年3月19日 (金)

発信力とインセンティブ

 首都圏で緊急事態宣言の解除がなされるそうですが,昨日の19時からの菅首相の記者会見はひどいものでしたね。この時間にやるということは,NHKのニュースで生放送されることを覚悟していたのでしょうから,自信はあったのでしょうが,残念な内容でした。文章の棒読みは,何の説得力もありません。ライターに書いてもらったものを読んでますという感じで,安倍首相のときよりもひどいですね。若者にどうやったらメッセージが届くかということも気にしていましたが,SNSの活用とかそういう小手先のことではなく,自分の考えでしっかり語って,言葉に力をもたせるということを,まずやるべきことでしょう。山本太郎のようにとまでは言いませんが,管さんはあんな話し方でよく選挙に勝ってきたものですね。文章を読むことについても,中学生の弁論大会にでも行って勉強してきたほうがよいでしょう。
 先日,三宮に行く用事があったのですが,人の多さに驚きました。みんなマスクはしていますが,大丈夫でしょうかね。神戸市は依然として危険で,緊急事態宣言が解除されても,とても安心できる感じではありません。井戸知事からの外出自粛メッセージが,県のHPには出ていましたが,おそらくほとんど人は読んでいないでしょう(私は労働委員会の事務局からのメールが来て,はじめて知りました)。県民に訴えかけるとき,どうすればよいか,県の広報はもう少し考えるべきでしょう。せっかく知事がメッセージを出しても,届かなければ意味がありません。もちろん国にも同じような問題があります。発信力を高める方法をもっと工夫すべきです。もちろんメッセージを受け取っても,それだけでは行動は変わらないかもしれません。どうやったら人は行動を変えるか。インセンティブが重要ですが,そこは経済学者の出番であり,その知見を借りて,具体的な方策に打って出てほしいですね。
 人出は減っていなくても,外食する人は大きく減っているようです。なじみの飲食店が心配ですが,お弁当やテイクアウトにうまく切り替えたところは生き残っています。SNSでうまくそういう情報を発信しているところは,私たちもキャッチして,注文をしたりすることができます。店の生き残りも,発信力に大きくかかっているということでしょう。加えて,政府が,外食せずにデリバリーなどでの注文をした国民に,マイナポイントを付けるようなインセンティブを付ければどうなのでしょかね(菅首相の記者会見で,フリーランスの記者という肩書きで登場したタレントの大川興業の登場には驚きましたが,彼も似たようなアイデアを提案していたような気がしますが)。

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