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2021年3月18日 (木)

primavera

 今日は,ようやく春が来たという感じでした。近所でも桜がちらほら咲いていました。Primavera(春)ですね。Primavera というと,FirenzeUffizi 美術館にあるBotticelliの「primavera」でしょう。あれがもしかしたらイタリア人の春のイメージかもしれませんが,私たち日本人の春といえば,やはり桜です。桜をいかにして美しく眺めることができるか,というところが,私たちにとってのprimaveraの楽しみです。コロナ禍の下で,2年目を迎えた桜シーズンに,制約が多いなか,私たち日本人はどう対応することになるでしょうか。
 Firenze大学に昨秋から留学予定であった同僚が,コロナの予定で1年延期となっていますが,この秋から行く目途も今のところ立たないという,気の毒な状況になっていると聞きました。本来,Firenze に留学というのは羨ましいことです。それこそUffizi 美術館にしょっちゅう行けるでしょうし,私がいたMilanoと違って文化の香りが高いです。辻仁成と江國香織の『冷静と情熱のあいだ』の舞台でもあります。Puccini のオペラ「Giannni Schicchi」に出てくる有名な「O mio babbino caro(私のお父さん)は,いまの恋が成就しなければ,Arno川にかかるPonte vecchio(ポンテ・ヴェッキオ)から身を投げると脅す娘が出てきますね。イタリアでもコロナが早く終息して,彼がFirenzeに留学に行ける日がくることを祈っています(アジア人差別が,イタリアで起こらないことも願っています)。
 私のほうはもう留学という機会はないでしょうが,老後のゆったりした旅行をする時間があれば,Firenzeは有力候補の一つです。前にRepubblica広場に面しているappartamento に滞在したことがありましたが,とても良かったです。名物料理も豊富です。ちょっと肉肉していますが,Bistecca alla fiorentina はハーフサイズでもボリューム満点ですし,Lampredottoは美味で,六甲ではエニシバという店(Enishiba-suidousuji (webnode.jp))で,この料理を出してくれます。Bistecca は,京都にこれを出してくれる店があると聞いたことがありますが,まだ行ったことはありません。こうした外食も,当分は無理そうですね。
 

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