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2021年3月11日 (木)

西村大臣

 西村康稔経済再生担当大臣が,先日の国会答弁で,関西弁なまりで話しているのを聞いて,疲れているんだなと思いました。神戸市出身だそうですが,あまりそういう感じがしませんね。典型的なエリートコースを歩み,あの土下座で有名な原健三郎の地盤を引き継いで衆議院に出て,2009年には総裁選にも出馬していましたが,ようやくいま総裁・総理がやや射程範囲内に入ってきたところでしょうかね。そうなると男は働くでしょう。ここで勝負をかけなければ男ではない(この言い方はダメなのかもしれませんが,ここでは私は駒澤大学の駅伝の大八木監督にならいます),何のためのこれまでの人生なのかという,というところでしょう。それが猛烈な仕事ぶりになっているのかもしれません。
 だが部下たちは,これに巻き込まれてはたまったものではない,というと思っているでしょう。内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室の職員が長時間労働をしていることが明るみに出て,国民に呼びかけているテレワークもできていないことについて,批判されることになりました。職員たちの労働は報道によるといわゆる過労死ラインを大きく超えるものです。テレワークも緊急対応の必要性を理由にさせていなかったようですが,前にも書いたように,こういう理由付けをするなら,民間企業だって緊急の対応が必要な仕事があるからテレワークはできないと言いたくなるでしょう。テレワークを推進するためには,政府の緊急性の高そうにみえる仕事も,デジタル技術をうまくつかってリモートで効率的にできるという模範を示す必要があるのです。
 西村大臣は,私が昨年10月に内閣府の「選択する未来2.0」で報告したとき,担当大臣として来られてコメントをしてくださいました。ただ,そのときも日程が何度も変更されるなど,多忙さがうかがえました(会合の開催時間はたしか夜の6時以降だったと思います)。ご自身はどんなに働いてもかまいませんが,周りを過労に巻き込んでいては,これからの時代は,自分を支えてくれる良い人材は集まってこないでしょう。 
 神戸出身であることもあり,気になる存在ではあるので,今後の仕事ぶりに注目したいと思います。

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