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2021年2月12日 (金)

80歳代のおじいさんたちに任せていてよいのか

 アメリカのBiden大統領の78歳という年齢には驚きますが,きちんと50歳代の女性の副大統領を選んでいるところがポイントですね。国民があまりBidenの年齢を言わないのは,副大統領にしっかりした人が選ばれているから大丈夫という気持ちがあるからでしょう。ところが日本では80歳代の政治家がキングメーカーのようになっていて影響力をもち,今回も80歳代の元首相の問題発言をかばうといった見苦しいことが起きてしまい,その問題発言者が就いていたポストの後任がまた80歳代になりそうということで,さすがにこれはストップがかかりました。老人だから悪いというのは年齢差別になりかねませんが,老人の判断能力が低下してくるのはやむを得ないことで,自分の引き際をきちんと判断できないから,無理矢理でも辞めさせる定年というのが必要となるのです。それなのに定年にするどころか,進んで要職に老人を就けるなどというのは,とても危険なことです。その意味で今回の問題発言は,この方をこのポストに付けた周囲にこそ大きな責任があるでしょう。それにもかかわらず,後任の人選を決める委員会の座長も,また80歳代ということですし,その人選を発表している事務総長がまた70歳代後半ということで,こりゃもうダメですね。老人が健康で社会の中枢で働ける社会は良い社会と言えそうですが,やはりどうしても国際感覚に欠けたり,新たな価値観に対応できなかったり,無理が出てきます。それにしても,前にも書きましたが,日本には,そんなにも若い層に良い人材がいないのでしょうか。
 80歳代の人の活躍(?)をみていると,菅首相が若いように思えてきますが,彼も72歳であり,かなりの老人です。しかも,なにかあったときの副総理が80歳の元首相というのですから,困ったことです。
 個人的には40歳代後半から50歳代のバリバリの人で,政治家村の人間関係に縛られ長老の覚えがめでたいというような人ではなく,信念をもって自分の言葉で国民に語りかけられるような人に日本の未来を託したいですね。河野太郎でもいいし,田村憲久でもいい。いまの菅首相に期待したいのは,こういう政治家を,次に備える人材として,副総理に据えておくことですね。菅首相の不人気は,コロナ対策のまずさもありますが,この人にコロナ後の社会をきちんと構築できるのかという不安があるからです。デジタル庁などはよいのですが,日本社会に本格的にDXを浸透させるのはもっと若い政治家に任せるべきです。二階も,麻生も,森も切って,若い人にバトンを渡す姿勢をきちんと示すことができれば,菅首相への国民の支持は回復できるかもしれません。

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