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2021年1月26日 (火)

いま病気になることはできない

 Yahooニュースで,共同通信の「神戸市は22日,新型コロナウイルス感染者の急増で病床の空きが危機的状況だとして,市立の主要3病院で通常医療の入院や手術を24割制限し,病床や人員をコロナ用に充てると発表した」という記事が出ていました(神戸市、通常医療制限し47増床 コロナ急増で逼迫(共同通信) - Yahoo!ニュース)。神戸新聞では,東灘区の区役所で,職員が発症して濃厚接触が多数いたので,業務に支障が出ているという記事も出ていました(区職員感染で濃厚接触が11人、一部窓口休止 神戸・東灘|総合|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp))。身近にひたひたとコロナ危機が近づいています。とくに医療逼迫は,恐ろしいです。入院を要するような病気をしても入院できないかもしれないのです。コロナで自宅療養中に亡くなるケースも報道されています。どれくらいの比率かわかりませんが,こういうニュースを聞くと不安になります。
 日本は世界でもコロナ患者が少ないほうなのに,それで医療逼迫というのは,どういうことだろうという疑問をもっている人も多いでしょう。今朝の日本経済新聞の「大機小機」(「コロナ対策,素朴な疑問」)でもこの話題を扱っていました。
 113日の菅首相の記者会見は,NHK19時のニュースで生中継していたので見ていました(その内容は,令和3年1月13日 新型コロナウイルス感染症に関する菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp))。産経新聞記者が北朝鮮の質問をしたのには驚きました(あのタイミングであの質問でしょうかね)が,最後の質問者が,ジャーナリストの神保哲生氏でした。「ビデオニュース」という会社名を名乗っていましたが,どこのどなたかわかりませんでしたが,質問はよかったです。要するに,日本は,病床数が世界一多い国で,感染者数がアメリカよりもはるかに少ないのに,医療の逼迫が起こっているのはなぜか,それは政治の責任ではないか,国民に協力をお願いする前に,政治のほうもやることがあるのではないか,というような質問でした。まことに的を射た質問であり,それまで紙をみて答えていた菅首相が,自分の言葉で答えようとしました。ただ,国民皆保険を見直すというような頓珍漢な話が出てきて,首相の回答は意味不明でした。
 私は財務省の改竄事件での赤木さんの自殺の問題など人命にかかわることに政治はしっかり向き合うべきだと以前に書きましたが,その後も人命軽視の態度は変わっていないようです。コロナ問題は人命にかかわる問題なのに,安易な経済重視政策をとって,結局,経済もダメにして,さらに私たちの生命や健康に危険をもたらす事態を引き起こしています。医療逼迫問題について,政治が,実際に何ができるかよくわからないのですが,せめて国民が疑問に思っていることを聞いているジャーナリストには,正面から向き合って責任をもった答えをしてもらいたいものです。いまのように,具体的な説明をして情報をきちんと伝えるという基本的なことさえできないのであれば,この政権には去ってもらうしかありません。それくらい事態は緊迫していると思ってもらいたいです(もちろんオリンピックどころではありません)。

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